
[ジュネーブ/チューリヒ 7日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の高官は7日、世界各国で新型コロナウイルスのワクチン接種が義務化されることは想定していないとの認識を示した。
一部の国や病院などの特定のケースについては、ワクチン接種が必要、もしくは強く奨励される可能性はあるとした。
WHOの緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は、ワクチンに関するデータや情報を提供し、個人がワクチン接種をするかどうかを各自決定する方がより有益との見方を示した。
また、ライアン氏によると、WHOはバイデン次期米政権との協議はまだ始まっておらず、連絡を待っているという。
さらに、テドロス事務局長はコロナウイルス発生源の調査を巡り、中国への早期訪問を願っているとした。