菅さんに解散の大義名分を与えないために、この臨時国会では内閣不信任案は出さない、としたのは、いい決断だと思う。
大阪でいよいよ赤信号が点滅するようになっているくらいだから、今は衆議院の解散や総選挙を求める状況ではないことは明らかである。
国会議員は国会議員らしく、国会審議の充実を訴えた方がいい。
そういう意味では、野党が一致して臨時国会の延長を訴えるのは理に適っている。
菅内閣や自民党が一日も早く臨時国会を閉じたくなるのは、それだけ菅内閣や自民党が窮地に追い込まれているという証拠だから、野党の方から追及の手を緩めることはない。
結局は数で押し切られてしまうだろうが、それでも粘れるだけ粘ることである。
弱気になることはない。
国民民主党は代表選をやるそうだが、出来るだけ賑々しくやることである。
世間の注目を浴びるために、わざわざ党名を変更する政党まであるくらいだから、知名度を上げるためには何でもやった方がいい。
維新は、何はともあれ100人の候補者を擁立することだ。
立憲民主党は何をするのか分からないが、おとなしくしているとあっという間に世間の荒波に呑み込まれてしまいそうである。
野党の皆さんのそれぞれにとって、これからがまさに正念場。
大いに情念を滾らせて、少しでも日本の政治を良くしていくために頑張っていただきたい。
くれぐれも、皆さん、現在の安逸な生活に満足されませんように・・。
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- 2020年12月03日 17:52