赤羽国土交通大臣は3日、「GoToトラベル」における高齢者と基礎疾患のある人の東京発着の旅行について、キャンセル料を無料とするなど見直しの詳細を発表した。
まず東京都を発着する旅行について、65歳以上の高齢者及び基礎疾患のある人については、新規予約・既存予約を問わず17日24時までに出発するGoToトラベル事業を利用した旅行を控えるよう求める。
発生する利用者のキャンセル料については、1日18時以降から13日24時までの間は無料とし、65歳以上であることや基礎疾患の確認は電話やメール等で、自己申告で行う。赤羽大臣は「当然のことながら、虚偽の申告を行わないようにしていただきたいと強く申し上げる」と述べた。また、予約の中に65歳以上や基礎疾患のある人が1人でもいれば、キャンセル料無料の対象となる。
既存予約のキャンセルを受けた参加事業者については、旅行代金の35%に相当する額について、同事業の予算で負担するとした。
小池都知事は1日、菅総理と西村経済再生担当大臣に対し、65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人の東京発着の旅行について、17日まで利用の自粛を呼びかけるよう求めていた。
(ABEMA NEWS)