わたしが主催しています「21世紀を生き残るための「永江 虎の穴塾」では塾生を募集しています。コロナ禍の間、希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ひとりずつ丁寧にやってますよ。本日夜19時はわたしのセミナーです。
テレビを見ていると
医療崩壊しそうだから経済を締めよう
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経済絞めると日本は欧米と違って自殺者が大量にでるしすでに出てる。
※試算するとコロナの死者数を遙かに上回る。バブル崩壊時は延べで10万人増加。行方不明はその3倍。コロナで日本でそんなに死ぬわけないでしょ。欧米は自殺しないが日本で2ヶ月もロックダウンしたらみんな自殺の山です。韓国もいま自殺が増加して大問題。
女性の自殺が増えているのはこれが相関関係
災害後,生活が落ち着くと自殺者が増えます。
— 院長 小川耕平@目黒駅前メンタルクリニック/【うがい・手洗い】 (@infomeguromc) November 29, 2020
3.11然りコロナ禍然り。
経済的問題が原因なのは明白です。
経済を殺してはならぬと思います。
ただ,コロナ禍は,人と人を分断させる新たな疫病としての性質を持っています。
どう秩序を守り人々を分断させずに経済を回すかを議論すべきと思料します https://t.co/Zc7lpzwPpU pic.twitter.com/v6OzGg06MS
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経済を締める以外に医療崩壊させない手はないの?
素人の私だっていろいろ考えるのに専門家から何一つ出ないのはなぜだろう? いつも本当に不思議
先日もこのブログを挙げたところ
○自治体同士で融通はできないのか
○ドイツやスウェーデンのように臨機応変に病床を増やせないのか
というのが趣旨でしたが
Twitterにて医療従事者から猛攻撃。※賛同ももちろんありましたが
●現場を知らない戯言
●隣県に依頼する時点で医療崩壊 → 誰も死ななければ崩壊してないのでは?
●いつもギリギリで回していて最初から医療破綻しかなかった
●とにかく経済を殺しても感染を止めてくれ
●バカ、アホ、マヌケ
まで千差万別です。共通して言えることは
ひとりとして経済破壊以外の代案を出さない
ってこと。経済が崩壊するとコロナとは比較にならない死者ででるけどそれはいいのかというと「それはまた別問題」とかおっしゃる。勝手に棚上げしないで欲しい。トータルでどれくらいの人の命を救うのかが命題でしょ。仮に経済を回すことと感染拡大防止が両立しないのであれば、どちらが被害が大きいかを国として試算して、被害が小さくなる方を選択することになります。どう考えてもコロナの死者は日本では10万人も出ない。
さらに自粛や緊急事態宣言、ロックダウンについては、農業国はロックダウンしても食っていけるし農作業もできる。工業国は輸出できる。しかし日本のメイン産業はサービス業でしかも内需がほとんど。自粛ということは日本では基幹産業を殺すと言うことなのです。死者に直結します。
こうした考え方は会社でも同じで「このブロジェクトはダメです」「こんなことできません」は無能なヤツでも言えるが、「難しいですがこうすれば可能です」と言えるものが評価される。医者も外科とかは「××術式は難しいからこの方法でいこう」とか戦術レベルでは毎日やっていると思いますが、日々が忙しく、「どうすれば医療崩壊しないで乗り越えられるか」みたいな戦略的なことは考えたり議論したりするチャンスが全くないのではないかと思う。
普通のサラリーマンでも「うちの会社はこうすべきだ」とデータを元に語れるのは経営企画室くらいにしかいないから当たり前と言えば当たり前かな・・。それならそうで、「医者でもないヤツが口を出すな」はないと思いますよ。少なくとも戦略立案は医学と関係ないもん。