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「結婚することを認める」秋篠宮さま、眞子さまと小室圭さんのご結婚に言及 55歳の誕生日にあたっての会見で【全文】

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 秋篠宮さまが30日に55歳の誕生日を迎え、記者会見で長女の眞子さまと小室圭さんの結婚を認めると話された。

 秋篠宮さまは誕生日にあたっての会見で、眞子さまと小室圭さんの結婚に関する質問に対し、「結婚することを認めるということです。憲法にも結婚は両性の合意のみに基づくというのがあります」「本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親として尊重するべきと考えています」と述べられた。また、「今後の予定、見通しなどについてはこれから追って考えていくということになると思います」と話された。

 秋篠宮さまは2年前、「多くの人が喜んでくれる状況にならなければ、婚約にあたる納采の儀を行うことはできない」と述べられた。これについては「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないと思う」として、小室さんの母親の金銭トラブルなどが報じられたことを念頭に、そうした問題への対応が「見える形になるというのは必要なことではないか」「実際に結婚する段階になったら、今までの経緯などを含めてきちんと話すことは私は大事なことだと思う」と述べられ、その上で「結婚と婚約は違う」とも話された。

・【ノーカット】秋篠宮さま誕生日会見

 以下、記者団からの質問と、秋篠宮さまのご回答。  


問:「立皇嗣の礼」が11月8日に執り行われました。新型コロナウイルスの感染拡大で儀式の日程や内容は大きな影響を受けましたが、諸儀式に臨まれた感想とともに、改めて皇位継承順1位の皇嗣となったお心構えをお聞かせください。

秋篠宮さま:11月8日に立皇嗣の礼が行われました。本来は春に行われる予定だったわけですけれども、COVID-19の感染が拡大し、それで延期になっていたわけですね。これから寒い時期に向かってCOVIDとインフルエンザの両方の流行が考えられるときに、少しそのことは気にはなっていましたけれども、これ自体は国事行為でありますので、私が何か言うことではもちろんないわけですね。それですので、決められたことに従って臨みました。昨年から行われていた即位礼関連の儀式、これが一連のものが終了したわけでありますけれども、そのことに安堵しております。

ご質問にあったもう一つのことについてですけれども、私自身は生まれてから今まで個体として同じ秋篠宮文仁なわけですね、それでずっと来ています。したがって、何か区切り、節目があったから変わるということではないわけですけれども、私自身は以前と変わらず一つ一つのことを大切に務めていきたいと思っております。そしてまたこれも昨年もお話ししたことかと思いますけれども、やはり人間はできることなら進歩していくことが大切だと思っておりますので、そのことも常に頭に置きながら過ごしていきたいと思っております。一つだけ今回、宣明の儀の後に宮中三殿にお参りをいたしました。今後は三殿でお参りをすることになるわけですけれども、私にとって今回が多分4回目なんですね。着袴の儀があった後と、成人の時と結婚の時で(今回は)4回目なわけですけれども、今後こちらでお参りすることになるのだなということで気持ちを新たに致しました。

問:新型コロナウイルスの感染拡大により、皇室関連行事も延期や中止を余儀なくされ、人々と直接触れ合う機会が減少しました。一方で、ご一家ではオンラインを積極的に活用し、専門家による御進講や、国民との交流を続けられました。オンラインを活用して感じた手応えと課題についてお聞かせください。また、このような時代において、皇室が果たしうる役割や活動のあり方についてどうお考えでしょうか。

秋篠宮さま:このコロナ禍において、私の生活も今までとは大きく変わりました。今までであれば、何か式典があったりするときには、もちろん東京都内もありますし、それからほかの県で行われればそこに赴き、そしてその式典ないし主たる行事以外にも、その地域に関連する所を訪ねていろいろと見聞する機会がありました。しかしながら、このように感染症が多くなっている時期には、人が特に多く集まるような催物というのはできません。

そうするとやはり、まず考えられることというのはオンラインになるわけですね。例えばある催物が現地で行われないときもありますし、それから規模を縮小して行われることもあります。そういうときに行く予定であったものについてやはりどういったものかという話を聞いておくというのは大切なことだと思います。そういうときに現地とつないで、画面上ではありますけれども説明を聞くことが幾度かありました。また、このCOVID-19について、私、それから私の家族も理解を深める必要があると感じていましたので、これも関係者は東京都内でないこともありますので、そういう人たちから度々にオンラインで話を聞きました。ある意味、非常にこういうときにあって有効な手段だと思いますし、何といっても顔が見えて電話と違ってですね、顔が見えてそれでお互いにやり取りをすることができるというのは、非常に便利であると考えます。

しかし一方で、対面で話すのとは少し違う、どこかに大きなタイムラグというわけではないのですけれども、ちょっとした時のやり取りに難しさを感じることはあります。またある程度の、例えばシンポジウムのようなものの場合に、まだオンラインだけならいいかもしれないんですが、今後はおそらく対面というかリアルなものとオンラインとの両方をハイブリッドで行うということが結構多くなってくるのではないかなと思うんですね。私も僅かな経験ですけれども、自分はWEB上で参加していたわけなんですけれども、やはりその時に実際の会場にいる人たちと、それから画面で参加している人間とで、ちょっとした温度差があるなと。そういう辺り、今後工夫の余地が多分あるのではないかと思いますし、もちろん使っているシステムによって使い勝手が違うとか、ただ段々に私たちもそういうことに慣れていくのではないかと思っています。

問:皇室が果たし得る役割や活動の在り方についてはどのようにお考えでしょうか。

秋篠宮さま:こういう今のような時代、これはまたこれからも起こり得ることかと思います。こういう時代にあって、なかなかその役割とか在り方というのは難しいわけですけれども、以前、自然災害のあった場所を訪ねたりとか、そして現地の様子を見て被災した人から話を聞いてということ、時折そういう機会がありましたけれども、今回みたいなときはそういうわけにはなかなかいきません。そうすると、やはりその役割としては今の現状で非常に困難な状況にある人、そしてその人たちを支援している人たち、そのことをできる限り理解することに努め、そして心を寄せていくことではないかなと思います。そしてまた、在り方についてですが、やはりその状況その状況に応じた対応というものが必要になってくるのではないかと思います。ですからその時々に合わせて何をすることができるかということを常に考えていくということが大事なように思います。

問:眞子さまと小室圭さんとのご結婚に関する行事が延期されています。眞子さまは13日に発表された文書で、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」と現在のお気持ちを明らかにされました。皇嗣職大夫は会見で、両殿下が「お二人のお気持ちを尊重された」と説明しましたが、「お気持ちを尊重」とは具体的にどういうことなのか、今後のスケジュールや見通しと共にお聞かせください。殿下が以前記者会見で指摘された「多くの人が納得し喜んでくれる状況」になったと受け止められているかについてもあわせてお聞かせください。

秋篠宮さま:娘の結婚について、つい先日、一週間ほど前になりますけれども、長女が今の自分たちの気持ちというものを文書で公表いたしました。皇嗣職大夫の、気持ちを尊重するということでしたね。それは結婚することを認めるということです。これは憲法にも、結婚は両性の合意のみに基づいて、というのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています。

今後の見通しですが、今回はあくまでも2020年に延期をするということをお伝えしたことに関わるものです。つまり、一連の行事が終わった2020年というのは今年であり、今年は間もなく終わろうとしています。やはりその間に何らかのことを伝える必要があると本人も考えておりましたし、私もそのように思っておりました。そのようなことから現在の気持ちというものを公表したわけです。ですから、今後の予定、見通しなどについてはこれから追って考えていくということになると思います。

それからもう一つ、私が、多くの人に納得し喜んでもらえる、というお話をしたわけですけれども、実のところ多くの人というのを具体的に表すことはなかなか難しいと思います。長女の結婚について反対する人もいますし、賛成する人もいますし、全く関心の無い人もいるでしょう。どれをもって多くというふうに客観的に言うことができるかというと、なかなかそれは難しいわけですけれども、あくまで私の主観になりますけれども、感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています。で、そのことは娘も恐らく同じ気持ちを持っていると考えております。


問:ご家族の近況についてお伺いします。新型コロナウイルスで外出の機会が減る中で、ご家族での時間が増えたかと思います。どのように過ごされたのか、エピソードも交えてご紹介ください。佳子さまの今後の活動に期待されることや、就職や結婚のご予定について、来春には中学3年生となられる悠仁さまの成長ぶりや、進学先を含めた教育方針についてもお聞かせください。

秋篠宮さま:おそらく主として緊急事態宣言が出て、皆が外に出なくなってからのことだと思いますが、私自身は確かに外出したり、それからどこか地方に行ったり、また海外に行ったりということもありませんので、自宅にほとんどいたわけです。家族もほとんどが外出せずに過ごしていたわけですけれども、それほど実感として以前と違うというのはないんですね。

ただ、よくよく考えてみれば、普段だったら学校に行っている長男がお昼時にいて顔を合わせる、これはそういえば今までなかったことですね。それから、娘たちも外出していませんから、顔を合わせて話をする機会というのは確かに多かったと思います。かといって大きく違っているという感じは私は持っていません。また、一つ言えるかなと思うのは、家の中にずっといたりすると、運動不足にもなりますので、私もできるだけちょうどいい時間帯に歩くことにしていたんですが。それについては一人で歩いていることもありますけれども、妻と一緒に歩く機会もあるわけですね。特に妻と一緒に散歩するということはですね、以前よりもこの間大分多かったなと思います。

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