本当素晴らしい分析です。そんな中、医療者からの反論ではなく、一般の方に知って欲しいことを書きます。
コロナ前の日本の医療は普段から病床稼働率が90%以上で基本運用されています。そうしないと病院は赤字になるからです。また手術をいっぱい入れないと利益率が上がりません。それゆえ、コロナで待機手術ができなくなった今年病院はとても大変でした。
あのボーナス、学費問題の女子医大の事例はそれだけではないですが、まさに厚労省が誘導してきた保険診療という制約における歪な医療費問題が、今回のような突発的なコロナ問題に全く対応できなかったのです。
そして10年以上前から言ってきたしんどい医療問題。基本救急は補助金をつけないと赤字です。それゆえ救急含めたしんどい医療はおこなわなければ、赤字にもならず、訴訟に巻き込まれるリスクも減るため病院ビジネス経営にとって排除すべきものです。(補助金がたくさんつき人が多ければ別)そう、もともと救急にコロナを受け入れる余裕なんかなかったのです。
その利益第一に慣れてしまっていた今の病院経営含めた日本の医療体制。結果GoToに関しての医師会と政府のズレ含めて今回のコロナのような急激な患者増加に対応できなかったのです。
牛丼屋に例えてツイートしました。
>#医療崩壊なぜこんな欧米より少ない感染者数、重症者数で日本の医療は崩壊する危険がと言われるのか
牛丼屋で例える
ワンオペで深夜営業
突然団体が来院
手間のかかる注文ばかりされる
上に言っても人を増やしてくれない
>じゃあ牛丼屋の深夜の人を増やせばいいこの突発的な深夜の客増加はいつもおきるわけではない
企業的にはコストの無駄
だから人を増やせない
少し我慢すればいい
そうやってずっと医療者の我慢で維持してきたのが今の日本の救急含めたしんどい医療
10年以上前から言ってる
ただ医療費含めて難しい
本当いつでも誰でも安価で最高の医療を受けることが可能、世界と比べて優れていた日本の医療が当たり前と思っていたから今があります。だからではないですが以前上手な医療のかかり方なんて言葉が出てきたのです。
1波の時に保健所の人を増やせ、患者が増えたらすぐにベッドを増やせ、ベッドの運用を柔軟にしろなどと専門家から提言が行われ、政治家は準備できていると言ってたけれど、第3波をみて結局やっていなかったことがわかりました。でもそれは何度も言うけど私がバカで選挙にでた10年以上前から変わっていません。だからこそ政治主導の元、医療、メディアが協力して国民を守っていくことが今必要なのです。