総務大臣政務官として担当している仕事の中で、世の中で1番関心を持たれているのが携帯電話の料金引き下げと言って間違いではないだろうと思いながら、いろんな国政報告会の時にもこの携帯電話の料金引き下げについて話を織り込むようにしているのだが、最近、料金の引き下げと並んで言われるようになったことがいくつかある。
まずは携帯電話の不感地域の解消だ。
携帯電話の料金が安くなりますよと話をすると、特に中山間地域等で「料金が安くなることも嬉しいがそれ以上にお願いしたいのが携帯電話がつながるようにしてほしい」とあちこちで言われる。
大手3社のうち1社しかつながらない地域もあれば、その1社もつながるのは家の外に出たときだけ。家の中にいて携帯電話がかかってきたら慌てて外に出るのがルーティーンになっている地域もある。
確かに地域を回っていると、あちこちで、携帯電話が通じることになっているが実際はそうでもないという地域の話を聞く。今も、携帯電話がつながらない地域にアンテナを立ててつながるようにする事業が存在しているが、要件がいろいろ。なかなか簡単に使えることにはなっていない。
携帯電話がつながるようにしてほしいと言う声は中山間地域を中心にして大きいと感じている。この声を形にしていかなければ。
それと並んで要望が強いのが、光ファイバーの整備。
放送網であれ通信網であれ光ファイバーを整備していくことに対する支援策はそれなりに存在しているものの、補助率が低かったり事業主体が限られていたりなど、これまたなかなか簡単に使えるものにはなっていない。
光が来てないことが企業誘致や移住の推進等のネックになっているとの声もよく聞く。これもまたなんとかしなければ。
合わせて聞くのが4Kテレビってどうなったの?という話や5Gっていつ来るの?という話。
それぞれ様々な取り組みが進められているのだが、わかりやすく説明をすることの大切さと難しさを現場で感じている。
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- 2020年11月24日 16:41