記録的な大ヒットを続ける『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、10月16日からの全国ロードショーから39日間の興行収入を発表、約259億円に達した。また観客動員数は1939万人を突破。興行収入では、『アナと雪の女王』『君の名は。』を抜いて歴代3位に浮上した。
「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴氏による人気漫画。主人公の竈門炭治郎をはじめ個性豊かな鬼殺隊の面々と、邪悪な人喰い鬼との戦いが描かれている。2019年に放送されたTVアニメをきっかけに社会現象的なブームを巻き起こし、コミックスのシリーズ累計発行部数は1億部を突破。原作完結後も人気は継続し、10月16日に封切られた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、公開10日間の興行収入が国内史上最速で100億円を突破する107億円超、観客動員数も約800万人超まで到達していた。
▼『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』興行成績(公開日10月16日)
公開3日間:興行収入46億2311万7450円、動員数342万493人
公開10日間:興行収入107億5423万2550円、動員数798万3442人
公開17日間:興行収入157億9936万5450円、動員数1189万1254人
公開24日間:興行収入204億8361万1650円、動員数1537万3943人
公開31日間:興行収入 233億4929万1050円、動員数1750万5285人
公開39日間:興行収入 259億1704万3800円、動員数1939万7589人
▼歴代映画興行収入ランキング(興行通信社調べ)
1位『千と千尋の神隠し』(308億円)
2位『タイタニック』(262億円)
3位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(259億円)
4位『アナと雪の女王』(255億円)
5位『君の名は。』(250.3億円)
「鬼滅の刃」人気は芸能界にも波及しており、同作品のファンであることを公言するタレントが多数。叶姉妹やロンドンブーツ・田村淳、藤田ニコルなどがキャラクターのコスプレ姿を披露し話題となっている。また、盛り上がりは海外にも波及。台湾ではアニメーション映画として歴代1位になったと現地メディアで報じられている。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable