- 2020年11月24日 07:01
ここで大切なのは「臨機」。
1/2これまで東京都内の数字だけが目立っていた「感染判明者数」の数字で、他の道府県も負けないくらいの大台に乗せるようになり、これまで何となく一息付けた日曜日、月曜日になっても、依然としてこれまで見たことのなかったような数字で高止まりしている、というのが、ここ数日の状況。
欧州で再び「波」が来て、米国でも「波」が来た。
春先のパターンを考慮すれば当然日本でも・・・と思うのが常識的な発想のはずだが、なぜか国内での動きは鈍く、”我慢”を唱えながらも実際には何もしないまま突入したのがこの3連休だった。
そして、それも終わろうとしている今日になって、ようやく具体的に浮上してきた「一部地域のGo To対象除外」。
まぁ、誰がどこからどう見ても判断が遅すぎるし、この3連休の旅行代理店や各観光地での混乱を避けるため、あえてジャッジを遅らせた、と指摘されても仕方ないようなところはあるような気がする。
日本のカレンダーってよくできているから、似たようなタイミングで似たような祝日並びが訪れたりするわけで、この月の後半に差し掛かったところでの3連休で思い出すのは、3月のそれ、であり、7月のそれ。
で、そのタイミングから2週間たつか経たないかくらいのところで何が起きたか、ということは、日本にずっといた人なら誰もが分かっているはず。
季節的には、これから春が来るわけでもなく、夏の太陽の陽射しに助けられるわけでもない。
先週後半の生暖かい空気を浴びた時は、これも天の助けか・・・と一瞬思ったものだが、この週末の間に気候はすっかり平時に戻り、かえって急激な気温の変化により、ウイルスとは無関係に風邪気味になってしまった人も多いことだろう。
当然、明日からは、首都圏ではますます寒さと乾燥が加速する・・・。
- 企業法務戦士(id:FJneo1994)
- 企業の法務担当者。法律の側面からニュースを分析。