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アストラゼネカのワクチン、有効性と安全性の確認待つべき=WHO


[ジュネーブ 23日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の主任科学者、ソミヤ・スワミナサン氏は23日、英製薬大手アストラゼネカが英オックスフォード大学と共同開発している新型コロナウイルスワクチンの有効性と安全性の確認を待つべきと述べた。

アストラゼネカはこの日、開発中の新型コロナワクチンの臨床試験(治験)の中間結果を発表し、深刻な副作用を起こさず感染を予防できる有効率が約90%だと明らかにした。

これに対し、スワミナサン氏は90%の有効率には「勇気づけられる」としながらも、「かなり少数の治験数」に基づいていると指摘。「有効性と安全性の両方の結果を待ち、確認する必要がある」とした上で、アストラゼネカはWHOの事前資格リスト入りに向け交渉しているとした。

また、世界的なニーズを満たすためには様々なワクチンが必要とし、他の製薬企業にワクチン開発を続けるよう要請。アストラゼネカのワクチンのように冷蔵庫で保管できるような新たなワクチンが開発されることを期待しているとした。

一方、テドロス事務局長はオンライン会見で、新型コロナワクチンを巡り、貧困層や脆弱な人々がないがしろにされるリスクがあると言及。新型コロナワクチンを平等に分配するための枠組み「COVAXファシリティー」に43億ドルが至急必要と訴えた。

COVAXファシリティーの調達額は現時点で50億ドル。

このほか、WHOで緊急事態対応を担当するマイク・ライアン氏は、新型コロナの発生起源を巡る現地調査を可能な限り早く手配することを中国側が保証したと発表した。

「調査には国際的なチームが現地に赴き、第1段階の調査結果を精査し、データを確認できるようにする必要がある」とした上で、今後数カ月で第1段階の調査を行い、その後第2段階の調査に移行するよう期待していると述べた。

*内容を追加しました。

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