- 2020年11月23日 06:59
上場企業のトップがサポートしていた近藤真彦の不倫
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今年デビュー40周年。〝ジャニーズの長男坊〟と言われ続けてきた、歌手でカーレーサーの近藤真彦もいよいよ年貢の納め時のようだ。
25歳年下、31歳の一般女性との不倫報道を巡って、芸能活動の無期限自粛を明らかにしていたのだが、世間からの批判を受け、ここにきて芸能活動だけではなく自ら率いるレーシングチーム「KONDO RACING」の監督活動についても〝自粛〟することを決めた。
ここまできたら八方塞がりの状態だが、これも「身から出た錆」と言ったところ。
さすがに業界内からも、
「ジャニーズの功労者であることには間違いありませんが、事務所からの自粛処分を受けるのではなく、潔く自らジャニーズを退社するぐらいの気概が欲しかったですね。現状を見る限り、もはや男のケジメとして芸能界からも身を引くべきではないでしょうか。今年はデビュー40周年ですが、晩節を汚す結果になってしまいましたね」
との声が上がっている。
コトの発端は〝文春砲〟だった。
不倫の相手とされるのは、オーダースーツの会社を経営する女性。
5年前の2015年3月中旬、東京・港区内の割烹でIT系上場企業の社長から紹介されたのが出会いのキッカケだったが、3ヶ月後の6月に、今度は、その社長が所有するクルーザーの船上で再会した。その際に近藤は「出会った時から好きだった」と告白したとか。当時、女性には「同棲」するほど関係の深い交際男性がいたものの、近藤との出会いで破局したと言う。もっとも元交際相手は、(奪った相手が)近藤だとは「全く知らなかった」らしいが。
交際開始後、女性は近藤の35周年のコンサートやカーレース会場、さらには近藤が主催した故・ジャニー喜多川前社長の誕生会にも出席したそうで、週刊文春は、知人女性の話として「誕生会では亀梨和也から『マッチさんに馴れ馴れしい』と怒られた」と報じられている。
彼女に打ち明けた中森明菜との過去
ところで、近藤は94年に一般女性と結婚、07年には男児が誕生している。だが今回、不倫相手とされる女性と出会ってからは「彼女を全部支配したくなる。理屈ではなく、自分の中の何かがはまっている」(「週刊文春」より)と本気度が増していたようで、近藤は他人には語らなかったことでもこの女性には打ち明けていたようだ。
その一つが、歌手の中森明菜との関係。(近藤のマンションでの)明菜の自殺未遂事件(1989年7月11日)を振り返り、「(自殺未遂は)自分のせい」と吐露していたそうで、その全てを知った上で「俺を受け入れてほしい」などと迫っていたとのこと。
「マッチが本気だったことは分かります。ただ、自分のネガティブな部分を持ち出しながら女性を口説くのは、マッチの常套手段だったのかもしれませんね。しかし、実際には明菜から億単位の金を巻き上げレースに注ぎ込んだかと思えば、ニューヨークでは(松田)聖子と密会、キスしているところを写真誌に撮られた。
極め付けは年末に明菜を出席させて、金屏風の前で会見を行い『彼女の復帰に協力できてよかった』『これからはいい友達』などと平然と言い放っていたことでした。『自殺未遂の責任は自分にある』なんて言いながら、結果的には明菜を最後の最後まで翻弄しまくってきたわけです。もはや究極のペテン師だと思いますよ」
と芸能レポーターが言えば、別の芸能記者は、
「文春の記事によると、(不倫していても)2人だけで行動することがないからバレることはないとか、揉み消せる権力を俺は持っているとか、うそぶいていたようですからね。明菜の時もそうでしたが、マッチと言うのは、自分の行動に責任を持たない、何かあっても解決も出来ない、いい加減なダメ男の典型です。もっとも、ダメ男ほどモテるとも言いますが…。
タチが悪いのは、自分はジャニーズ事務所の中でも優遇されているから、何をやっても許されるし、例えスキャンダル染みたことを起こしても事務所が揉み消してくれるぐらいにしか考えてないことなんです。一事が万事、おそらくこれまでも幾つもの失態が揉み消されてきたのだと思いますけどね」
- 渡邉裕二
- 芸能ジャーナリスト