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新型コロナウイルス GoToを目の敵にする前に、、

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さて、GoToの話に戻りますが、GoToを目の敵にして、そればかり批判している人は感染者が増える原因の本質を見落としていると思います。

それは彼らが実際に現在の繁華街の居酒屋や、観光地に行って現地を見ていないからだろうと思います。
家に閉じこもり、メディアの報道や同じ意見を持つSNSの投稿などばかりを見て、短絡的にGoToにばかり矛先を向けている人が多いのではないでしょうか。

私は学会でここ数日、紅葉で賑わう京都に出張で出かけてきました。
脳血管内治療学会の総会が同地であったからです。
自宅から電車、新幹線、地下鉄などを乗り継いで移動し、ホテルに宿泊しました。
紅葉の寺院の観光もしましたし、情報交換に、知人の医師などと少人数のみでの静かな会食もいたしました。

その旅を振り返ってみたときに、感染リスクが高いと感じたのは京都での混雑時のバス移動、地下鉄移動でした。
しかし、一部人気観光地へのバスなどを除けば、そのほとんどは観光客でごった返しているからというわけではなく、東京都内と特に変わらない公共交通機関の日常の混雑によるものです。

特に旅行や少人数会食そのもので大した感染リスクを感じる場面は実際にはなく、体調を崩すこともなく無事に出張を終えています。

今の日本では旅行にいくのは罪悪感を感じるという雰囲気が蔓延しています。
しかし、現実には非感染者が旅行にいくことはその地域の観光業や飲食業には大きな経済的貢献がありますし、GoToによって旅行者側も恩恵を得られるというwin-winのものです。感染せずに帰ってくれば誰に文句を言われるようなことでもありません。

少人数、密を避ける、といったことに配慮された旅行や会食には大したリスクはないのです。

一方、心配なこともありました。
繁華街を夜歩いていて、空いているところを探して何件かの居酒屋を覗きましたが、繁盛している店では仕事帰りのスーツやシャツを着た方々を中心に賑わっていて、20人以上の職場の飲み会が開かれているような光景も見ました。
お酒が入り、密な環境で大声で皆がしゃべっているため、隣の人の声も聞こえないくらいの熱気に包まれていました。

実際、感染が広がるとしたらこういう場面で広がるのだろうと、誰でも容易にわかるような状況です。
こういった、配慮された旅行や会食よりも遥かに感染リスクが高い場面が日常にあるにもかかわらず、GoToが悪いと必死に訴える人達は、視野が狭いうえに現状を把握していないのだと思います。

医師会長も野党議員も、それに共鳴するネット上の人々も、GoToうんぬん言う前に、密を避けるという基本に立ち返った啓蒙活動をされた方がいいでしょう。

嘘だと思うなら、金曜や土曜のよるに繁華街の居酒屋やワインバーでも覗いてみればいいと思います。

GoToを目の敵にして全面的に停止すれば、感染リスクを伴わないように配慮した安全な旅行を楽しみたいという多くの人々の観光業や飲食業への経済的貢献に影響を与えてしまいます。
その前に、もっとあからさまに感染を拡大しうる密な飲み会が観光などとは無関係に繁華街では行われていることに目を向けるべきではないでしょうか。

twitterでも少しずつblogよりは頻繁に小出しに発信をしています。

@nsdrrookie で検索ください。

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