- 2020年11月20日 07:32
静かなマスク会食、5つの小、神のみぞ知る メディアはもう少し政治家の言葉にやさしく対応して欲しいけど それでも国民が優秀だから今がある
菅総理の静かなマスク会食、小池知事の5つの小、西村大臣の神のみぞ知る。本当メディアがツッコミ放題の発言を政治家がおこなっています。ことコロナ対応に対して基本政府(いや尾身先生達専門家)の対応に仕方がなかったという立場の私としても苦笑いしかできません。
>自治体が感染リスクが高いと判断した場合に施設内で感染者が出ていなくても関係者全員に行政検査を行えることになっています。政府はこうした対策の周知を急ぐ方針です。
今高齢者施設の無症状のPCR問題含めて間違いなく政府は対策をしています。ただしっかり準備が整う前、現場が動き出す前に第三波がきちゃったんですよね。その分本当メディアの誘導もありますが、政治家の主導がものすごく弱く感じちゃうんですよ。それもこれも、経済を回すことと感染防止という本当に教科書的には矛盾、難しいことを人権守りながら行わなければいけないからですが。
(実際の対策のスピードが遅いことは事実です)
でもここで感染対策重視だけをやっては日本という国が滅びます。病気等になってから絶対安静にしていればすぐに亡くなるリスクは一番下がりますが、寝たきりになるリスクは上がります。そうすると結局亡くなるリスクは高まります。どうやって命を守りながら健康状態を維持していくかという医学的対応と全く同じことを今やらなければいけないのです。そしてそれもすでにあの緊急事態宣言で経験しています。経験0ではありません。
>小池知事は「こうした(会食時の)取り組みのキーワードは何か。5つの小(こ)だ」と主張。続けて、「会食は是非『少人数』。できれば『小一時間』。『小声」で楽しんで、料理は『小皿』に分けて、『小まめ』に換気や消毒をしていただく』。5つの小を合言葉にして、感染防止対策の徹底をお願いします」と呼び掛けた。
>さらに「加えて、こころづかい。いまも医療現場の最前線で必死に尽力されている医療従事者へのこころづかいも決して忘れてはならない」とも語った。
今更なんですが、命だけを守るためにGoTo含めて会食をやめろということはとても簡単なことです。ただ経済も守らなければいけません。そのために手洗い、マスク、3密予防の基本の徹底です。だって今までできていたんですから。それでほぼ押さえ込んでいたんですから。3連休でどんなに人が出ても(少なくとも重症者の)感染爆発はしなかったんですから。
4月や5月とは違います。ただ集団免疫で無双では今回ダメということがはっきりわかりました。どうしても感染がおさまらなければまたStay Homeなんでしょうが、私は基本の徹底だけで多分大丈夫と思っています。(保健所、医療体制整備は政府になんとかして欲しいいけど)
すでに北海道の実効再生産数(Rt)は1を切っています。この状態なら必ずおさまります。本当日本の人は強制なく自粛してくれます。結局この国民性がこのコロナの拡がりを止めている一番の理由なのでしょう。
仮説です。
— 血液内科医 中村 幸嗣 (@yukitsugu1963) November 19, 2020
おそらくなんですが、そこそこ感染予防していたから夜の街や飲食で取り込むウイルス量が減って、2週間前から軽症、不顕生感染が増え、そこからその人を感染源に家庭内等で無防備なため周りに感染拡大、症状出る方が増えたのではと思っています https://t.co/d4DvjTLIV6
ちなみに今回の第三波拡大の私の仮説です。ある意味感染対策がほぼできない家庭内で、会食で感染した無症候性、軽症者から拡大したと思っています。(最初の感染源の人も家庭内、経路不明にカウントされる)