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インドネシア中銀、大半のエコノミスト予想に反して利下げ

[ジャカルタ 19日 ロイター] - インドネシア中央銀行は19日、政策金利を引き下げた。新型コロナウイルス流行で打撃を受けた経済を押し上げる狙いがある。

中銀は7日物リバースレポ金利<IDCBRR=ECI>を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、3.75%とした。2016年にベンチマークとして使われ始めてから最低水準。エコノミスト22人に対するロイター調査で今回の行動を予想していたのは8人にとどまった。大半は据え置きを見込んでいた。

中銀はまた、その他2つの主要金利である、預金ファシリティー金利<IDCBID=ECI>と貸出ファシリティー金利<IDCBIL=ECI>も同程度引き下げ、それぞれ3.00%、4.50%とした。

今回の利下げと合わせ、今年に入ってからの累計の利下げ幅は125bpとなった。

中銀のペリー・ワルジヨ総裁は「金融スタンスは緩和的だ。3.75%という低金利に反映されているだけではなく、中銀が実施している大量の流動性供給にも目を向けるべきだ」と発言。

総裁によると、中銀は今月17日までの1年間で680兆8900億ルピア(481億2000万ドル)の流動性を銀行システムに供給した。

インドネシアは1998年以降で初めて景気後退に突入したが、スリ・ムルヤニ・インドラワティ財務相は「最悪期が過ぎた」と指摘している。

総裁も、第4・四半期がプラス成長になる可能性があると指摘。米大統領選を通過し、新型コロナのワクチン開発で明るいニュースが出ていることから、国際金融市場の不透明感が緩和しているとの認識を示した。

通貨ルピア<IDR=>は10月の中銀会合から4%近く値上がりしているが、総裁はルピアが依然として過小評価されており、上昇余地があるとの認識を示した。

中銀の発表後、ルピアや株価<.JKSE>に目立った動きはない。

バンク・マンディリのエコノミストは、現在の緩和局面では今回が最後の利下げになるとの見方を示した。

*内容を追加しました。

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