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イタリアの新型コロナ感染、昨年から始まった可能性=研究


[ローマ 15日 ロイター] - イタリアの国立がん研究所(INT)は、同国では新型コロナウイルスが昨年9月時点ですでに循環していたとの研究を発表した。新型コロナの感染が当初考えられていたよりも早い時期に、中国国外で拡大していた可能性が示唆された。

世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスとCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)は昨年12月に中国中部の武漢で初めて感染流行が報告されるまで、知られていなかったとしている。

イタリアで最初の感染者は、今年2月21日に北部ロンバルディア州にあるミラノ近くの小都市で確認された。

しかしINTの科学誌に掲載された研究は、昨年9月から今年3月までに肺がん検査に応じた健康な959人のボランティアのうち、11.6%が2月よりはるか以前に新型コロナウイルスへの抗体を形成していたと報告した。

さらに研究には、シエナ大学が新型コロナウイルスに特定して行なった結果も掲載されており、共同執筆者のジョバンニ・アポロネ氏はロイターに、昨年10月第1週時点で4人が抗体を保有していたと明らかにした。これは、9月に感染していたことを意味するという。

同氏は「これが主要な発見だ。無症状の人々がウイルスを殺せる抗体を保持していた」と述べた。

さらに、「これは、新型コロナが長期にわたって低い致死性で人間の間で循環し得ることを意味する」と述べた。

イタリアの研究者らは3月、ロイターに、昨年第4・四半期にロンバルディア地方で肺炎とインフルエンザが重症化するケースが通常より多かったと報告しており、新型コロナが当時考えられていたより早くから循環していた可能性が示されたとみられている。

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