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眞子さま「お気持ち」公表は“完全勝利”宣言 前面に押し出された「“私”の立場」と「既成事実化」- 朝霞 保人

 秋篠宮家の長女・眞子さまが11月13日、小室圭さんとのご結婚は「必要な選択」とする2人の「お気持ち」を発表された。宮内庁関係者が語る。

【画像】眞子さまは《時計の針が再び動き出した》との意味深な文章も公開


29歳のお誕生日に際し公表された眞子さまのご近影 宮内庁提供

反対意見が根強いことにも敢えて触れたうえで

「眞子さまのご結婚の意志に揺るぎがないことは十分に分かっていましたが、文章の内容にはさすがに驚きました。『両親の理解を得たうえ』に『天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して』いるとして、『結婚に向けて(中略)進んでまいりたい』と高らかに宣言するような内容だったからです。

 しかも、『この結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております』と、インターネットなどを中心に国民世論に反対意見が根強いことにも敢えて触れたうえで、ご結婚は『必要な選択』だと言い切っているわけです。国民と共にあるべき皇族という『公』の立場よりも、『私』を前面に押し出した鉄のように固い意志が感じられます。よく練られていると言いますか、穏当とは言えない文章だというのが率直な印象です」

 眞子さまのご婚約は2017年9月3日に内定した。しかし、小室さんの母・佳代さんの金銭問題が週刊誌などで報じられると、翌2018年2月6日、一般の結納に当たる「納采の儀」を前にして、お代替わりに伴う「皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の再来年に延期」された。この「再来年」が今年だったというわけだ。

秋篠宮が提示した「クリアすべき問題」は?

「本来ならお代替わりに伴う一連の国の儀式は4月に秋篠宮さまの『立皇嗣の礼』で全てが終わるはずでしたが、新型コロナウイルスの流行によって延期となり、7カ月後の11月8日にようやく挙行されました。このため、今年まで延期されたはずのご結婚関連の行事も、一切実現はしていません。そもそもそれ以前に秋篠宮さまが2018年11月の誕生日会見で述べられた『相応の対応』は、どうなってしまったのでしょうか」(同前)

「相応の対応」とは、直接には金銭問題に言及してはいないものの、秋篠宮さまが誕生日会見で述べられた、次のご発言のことである。

「婚約前ですので、人の家のことについて私が何か言うのははばかられますけれども(中略)それ相応の対応というのは大事ですし(中略)今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません。そしてそれとともに、やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」

 皇室担当記者が証言する。

「眞子さまの今回の文章を読む限り、『相応の対応』は秋篠宮さまの会見を受けて小室さんが2019年1月22日に金銭問題は『解決済み』とする文章を公表したことで、一区切りがついているという前提です。つまり、秋篠宮さまから出された1つ目の宿題は既に終えているというわけです。

 今年でご結婚延期から2年が経つことから、2019年11月に秋篠宮さまが誕生日会見で述べられた『何らかのことは発表する必要がある』というのが、2つ目の宿題です。今回それもクリアしたというのが眞子さまのお考えなのでしょう。お気持ちの発表をこの時期にするというのは、眞子さまご自身の強いご希望だったそうです。立皇嗣の礼が終わった以上、秋篠宮さまの次の誕生日会見より前に宿題を終えたかったということではないでしょうか」

さらなる「宿題」を出される前に発表した?

 事実、お気持ち発表の際、秋篠宮家を支える皇嗣職トップの加地隆治皇嗣職大夫は眞子さまが「できるだけ早い時期にお知らせすべきとお考えになった」と説明している。

 一方、加地大夫は秋篠宮ご夫妻が「(お二人の)気持ちを尊重されている」とも述べており、文章にもご夫妻の「理解を得た」と綴られてはいるが、諸手を挙げての賛成というよりは、眞子さまの執念のようなものに根負けされたとしか思えない状況だけに、今年の誕生日会見で3つ目の宿題を出される可能性もあることから、その前に2つ目の宿題をクリアしておきたかったのだと考えれば、この時期のお気持ち発表は確かに腑に落ちる。

「お代替わりに伴う儀式は国事行為以外にもあり、立皇嗣の礼を終えたことを受けて伊勢神宮、奈良の神武天皇陵、武蔵野陵(昭和天皇陵)のご参拝が残されています。これはコロナの影響で無期限延期が決まっており、これを理由に文章の発表時期を越年させることも可能でしたが、眞子さまはむしろそれを嫌ったわけです。無期限延期には、ご結婚の意志に変わりがないことを改めて明確にすることを先延ばしにさせようとする意図があると、眞子さまは受け取られたのかもしれません。

 天皇・皇后両陛下は眞子さまにとって伯父と伯母です。ご結婚の意志に強く異論を唱えることはないであろうことは、容易に想像がつきます。一旦、ご結婚を裁可された上皇陛下も然りです。文章の発表の前にご了承を事実上取り付けるというのは、賢明なご判断と言えるでしょう。ただ、上皇后陛下も納得されたというのは意外でした。

1億5000万円とも言われる「一時金」はどうなる?

 ご了承が事実だとすれば、秋篠宮ご夫妻と同様に根負けされたということなのかもしれません。ご結婚の時期はコロナの影響で『具体的なものをお知らせすることは難しい』と綴られていますが、加地大夫は『詰め切ることができていない』とも述べており、あくまでもご結婚が実現する前提です。眞子さまの粘り勝ち、完全勝利と言えるのではないでしょうか」(同前)

 今回の文章は、ご両親に加え、天皇陛下、雅子皇后、上皇陛下、美智子上皇后のご了解を事実上取り付けたとすることで、ご結婚の実現を既成事実化するものと言えるのかもしれない。

 ただ、この眞子さまの「完全勝利」は皇室の名声にとって、はたして良い結果をもたらしたのだろうか。ご結婚に伴って眞子さまに支払われる一時金は1億5000万円とも言われる。もちろん、その原資は国民の血税だ。コロナ禍で多くの国民の生活が困窮する中、「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況」になったと、秋篠宮さまは本当にお考えなのだろうか。金銭問題も強引に雲散霧消させてご結婚に邁進される眞子さまの視界には、国民の姿は入っていないのかもしれない。

(朝霞 保人/Webオリジナル(特集班))

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