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ネットににじみ出てくる自分。

ネットににじみ出てくる自分。今日は鞄を電車の網棚に置き忘れまして。。。

気づいてからの数十分、デジタル移民の私はSNSを駆使することなく、遺失物センターと駅に交互に問い合わせを続けるのみでありました。(結局、見つかりました!)

デジタル移民についてはこちら↓
参照:今の時代のコミュニケーションについての私見。|カジケンブログ

ちなみに大事な鞄だったので、駅から連絡が来たらすぐに取りにいけるように、近所のファミレスで時間をつぶしていました。

普段はそこは週末にしか利用しておらず、平日の夕方に入るのは全く初めてでした。

自分が使う時はあまり人がいないため、この店もうすぐ潰れるんちゃうやろか?と常々思っていたのですが、店に入るなり驚いたのは、

妙齢のおばさま達が、全席にぎっしり。そしてどの席でも、もの凄い音量で喋りまくってる。(あのパワーを何か別のことに活用できんもんか)

入り口開けた時に、音の壁を感じましたもん。いや、ほんとですってば。

席同士は知り合いじゃないようだったので、おそらく団体の会合とかではなく、平日の昼間から夕方はいつもこんな感じなのだと思います。

週末よく利用していたとはいえ、愛用しているお店の全然知らなかった面が垣間見えて、なんだか面白かったです。

そのとき、ふと思ったのは、こういう感覚って、最近友人・知人に対してもよく持つなあ、と。

FacebookなどのSNSを通して、

「へー、あの人カメラが好きだったんだ。」

「こんな記事を読んでるんだ、ふーん。」

「ボランティアやってるんだ、ほえー。」

と、毎日のように自分の友人・知人の意外な趣味・嗜好・思考・行動を目にします。

家族・親友レベルの互いにほぼ全てを知っている関係は別にして、こういった「あの人はこんな一面あるんだー」みたいな感想を持つことが、以前に比べてとても多くなっていると思います。

結果として、数回しか顔を合わせたことがない人でも、SNS上で自分と近い趣味・嗜好・考えをよく目にしていたり、お互いにコメントし合ったりしていると、リアルで再会したときにいきなり話が盛り上がって一気に仲良くなる、みたいなことを何度も経験しました。

これってどういうことなんでしょう?

何が起きているのか。

著名な編集者である菅付雅信さんは、

”ファッションはインスタントな言語ではなくなった”

とおっしゃっています。

以前は、自分が何を着ているかが、外部に対しての最もインスタント(早く簡便)なプレゼンテーションでした。しかし、ソーシャルメディアというさらにインスタントな手段が出てきたことで、ファッションの位置づけが変わってきてるそうです。

例えば、世界で最もクリエイティブで個性的な人が集まる街の一つであるニューヨークでは、ファッションがどんどんカジュアルになっているそう。

見た目の第一印象で自分を表現するより、ソーシャルメディアでの情報発信のほうが速く、雄弁になってきているわけです。

<MODE PRESS特別講義>ファッションが終わる前に:第1回「ソーシャルメディアは見栄を殺す」

<MODE PRESS特別講義>ファッションが終わる前に:第2回「ファッションはもはや“速い言葉”ではない」前編

リアルで直接会う必要がある見た目の印象と違い、ネットの世界は距離と時間の制約がありません。故に情報を伝えられる人数も頻度も、比べ物にならない。

見た目は、ある意味「」ですが、ソーシャルメディアは、その人の日々のネット上での振る舞いの蓄積といえるので「」あるいは「立体」のようなもの。情報の量も種類も全然違います。

だからこそ数回しか会ったことなくても一気に仲良くなる人が出てくるわけですね。

いやいや。Facebook上で流れてる情報なんて、ただのリア充の自慢大会じゃないか!そんなの表面上の姿でしかない!という意見も分かります。

しかし、素っ裸で外を歩けないように、ネット上の姿も当然個人の内面の全てを映し出しているわけではありません。

でもどんなにカッコつけてても、情報が蓄積していくとその人の人となりって、にじみ出てくるもの。裸ではなくても普段着の自分くらいにはなるのではないでしょうか。

だったら変にカッコつけたり、ソーシャルメディアと距離を置くよりは、がんがん自分の趣味・嗜好、思考、行動をさらけ出したほうが、色んな人と仲良くなるきっかけとなって面白いかも知れません。(もちろんリアル社会と同じで、節度をきちんと持った上で。)

このブログもそういうきっかけの一つになればいいな、と思っています。(逆効果かも知れませんが・・・)

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