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- 2020年11月13日 09:03
【トランプとSNS】
トランプ大統領に投票した人たちの10人に8人はバイデン候補が正当に勝利せずに、トランプ大統領が勝利したと信じているそうです。
その要因のひとつに保守層がSNSを使ってそうした情報を流しているということですが、ツイッターなどが「誤りだ」と表示していることで、保守層がParlerなど別のSNSに流れているということです。
来週(17日)には、ツイッターのドーシーCEOとフェイスブックのザッカーバーグCEOが議会上院の司法委員会で証言を求められています。
Washington PostはMore than 8 in 10 Trump voters think Biden’s win is not legitimate(トランプに投票した10人に8人がバイデン勝利は正当でないと思っている)の中で、トランプ大統領が敗北を認めないことで、支持者も認めず、その結果、アメリカの民主主義が脅かされていると報じています。
EconomistとYouGovが行った調査では、投票者のうち10人に6人がバイデン氏が正当に勝利したとみているものの、トランプ大統領に投票した人に限ると86%が正当に勝利していないと答えたといいます。
またトランプ大統領に投票した人のうち10人に8人が敗北宣言するべきでないとしています。
その理由は、投票に不正があったと信じているからだということです。
トランプ大統領の側も敗北を認めない理由があり、▼心理的に敗北者になんてならないと信じていることと、▼金銭的に勝利を確信していると言い続けることで支持者からの献金を搾り取れること、さらに▼権力の面から大統領であり続ければ犯罪を問われないことだろうと解説しています。
New York TimesはFact-Checked on Facebook and Twitter, Conservatives Switch Their Apps(フェイスブックやツイッターから情報の誤りを指摘された保守層が別のSNSに移行)の中で、トランプ勝利・バイデン敗北を信じている人たちが旧来のSNSから排除されたことで、テレビキャスターらが検閲を受けていると憤って、ParlerやRumbleなど別のSNSに流れていると報じています。
選挙結果について「トランプ勝利」を投稿するとフェイスブックやツイッターでは誤情報だとされることから保守層は不満を強めていて、先週末には、代表的なParlerアプリのユーザー数がアップルのアップストアで450万までほぼ倍増したということです。
Rumbleは動画を見ている人たちが先月、6500万人だったのに対して、今月は最大で9000万人に跳ね上がったとしています。
Newsmaxもアップストアのダウンロードのトップ10入りしたと言っているそうです。
WSJはSocial-Media Companies Took an Aggressive Stance During the Election. Will It Continue?(SNSは選挙期間中に積極的な対応をとったが、果たして続くか)の中で、フェイスブックやツイッターが選挙期間中に誤った情報に対して、以前は検閲だと批判されることを恐れていたものの、今回は誤情報だと表示するなどして積極的な行動に転換したと伝えています。
トランプ大統領のツイッターのフォロワー数は8800万だということですが、大統領をやめて一般市民になったあとは、これまでのような特別待遇は受けることはなく、誤った情報については誤情報の表示のみならず、削除の対象になると説明しているとしています。
その要因のひとつに保守層がSNSを使ってそうした情報を流しているということですが、ツイッターなどが「誤りだ」と表示していることで、保守層がParlerなど別のSNSに流れているということです。
来週(17日)には、ツイッターのドーシーCEOとフェイスブックのザッカーバーグCEOが議会上院の司法委員会で証言を求められています。
Washington PostはMore than 8 in 10 Trump voters think Biden’s win is not legitimate(トランプに投票した10人に8人がバイデン勝利は正当でないと思っている)の中で、トランプ大統領が敗北を認めないことで、支持者も認めず、その結果、アメリカの民主主義が脅かされていると報じています。
EconomistとYouGovが行った調査では、投票者のうち10人に6人がバイデン氏が正当に勝利したとみているものの、トランプ大統領に投票した人に限ると86%が正当に勝利していないと答えたといいます。
またトランプ大統領に投票した人のうち10人に8人が敗北宣言するべきでないとしています。
その理由は、投票に不正があったと信じているからだということです。
トランプ大統領の側も敗北を認めない理由があり、▼心理的に敗北者になんてならないと信じていることと、▼金銭的に勝利を確信していると言い続けることで支持者からの献金を搾り取れること、さらに▼権力の面から大統領であり続ければ犯罪を問われないことだろうと解説しています。
New York TimesはFact-Checked on Facebook and Twitter, Conservatives Switch Their Apps(フェイスブックやツイッターから情報の誤りを指摘された保守層が別のSNSに移行)の中で、トランプ勝利・バイデン敗北を信じている人たちが旧来のSNSから排除されたことで、テレビキャスターらが検閲を受けていると憤って、ParlerやRumbleなど別のSNSに流れていると報じています。
選挙結果について「トランプ勝利」を投稿するとフェイスブックやツイッターでは誤情報だとされることから保守層は不満を強めていて、先週末には、代表的なParlerアプリのユーザー数がアップルのアップストアで450万までほぼ倍増したということです。
Rumbleは動画を見ている人たちが先月、6500万人だったのに対して、今月は最大で9000万人に跳ね上がったとしています。
Newsmaxもアップストアのダウンロードのトップ10入りしたと言っているそうです。
WSJはSocial-Media Companies Took an Aggressive Stance During the Election. Will It Continue?(SNSは選挙期間中に積極的な対応をとったが、果たして続くか)の中で、フェイスブックやツイッターが選挙期間中に誤った情報に対して、以前は検閲だと批判されることを恐れていたものの、今回は誤情報だと表示するなどして積極的な行動に転換したと伝えています。
トランプ大統領のツイッターのフォロワー数は8800万だということですが、大統領をやめて一般市民になったあとは、これまでのような特別待遇は受けることはなく、誤った情報については誤情報の表示のみならず、削除の対象になると説明しているとしています。