- 2012年11月07日 06:28
成功している起業家に共通する、当たり前の行動原理
「稼ぎ力」をテーマにしてこの講座をやっていることもあり、経営者として活躍している友人に、どうして稼げるのか話を聞かせてもらう機会が増えました。
様々なビジネスで大きな成功を収めている人がいますが、うまくいっている人には、いくつかの共通点があることに気がつきました。聞けば当たり前のことと思うかもしれませんが、とても大切なことばかりです。
一つは自分がビジネスをしているパートナーとの信頼関係を重視していることです。大企業はともかく、個人の看板で仕事をしているような起業家の人たちは、自分自身の信用が全てです。以前、私もとある出版社から突然メールが来て、進めていた仕事を一方的にキャンセルされるということがありましたが、それ以降その方とは一切仕事をしなくなりました。このような信頼関係を壊してしまうような行為は、評判を落とし、長期的には大きなマイナスになります。
二つ目は取引先やお客様のメリットを常に考えていることです。何かビジネスを始める時に、その仕事が社会にどう貢献するのか、あるいは利用する人にどんな喜びやメリットがあるのかを収益より先に考える。それを見極めた上で、ビジネスとしての可能性があるかを考えていくというプロセスです。最初に収益ありきで、儲かるからやるのではなく、仕事の存在意義を優先させているので、長続きし、周囲からも受け入れられるのです。
そして、三つ目が、何とかなるという楽天的で前向きな考え方です。大企業にいると新しいことを始めようとすると、できない理由ばかり探して、いつまで経っても判断できないという状態になることが多いのですが、起業家の人たちはまずやってみて、失敗したらやめれば良いと考えます。失敗することに対するためらいが無いということです。
ビジネスをゼロから立ち上げるというのは、本当に大変なことです。私も13年前に、マネックスグループの創業に参加しましたが、上記の3つのポイントは外していなかったと思います。
大きな組織で大きな成果を出している人も素晴らしいと思いますが、自分でビジネスを立ち上げた起業家の人たちには、組織人には無い不思議な魅力を持った人が多いのです。人間的に魅力があるというのは、うまくいっている人の、もう一つの共通点かもしれません。



