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東京・豊洲市場で感染者急増! 仲卸業者たちが吐露する「どっちにいっても地獄」


新型コロナの感染者が報告されている「豊洲市場」

 11月9日、東京都江東区にある「豊洲市場」で、仲卸業者の従業員ら20人が新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認された。

「今までとは明らかに場内の雰囲気が違います。これまでは働き手も経営者も『コロナなんて、どこ吹く風』というくらい元気に働いていましたが、今は場内どこもピリピリしています」
 こう話すのは、豊洲市場内で働く仲卸業者の一人だ。

「この数日は『持ち場を離れるな』『違うフロアに行くな』『用件はできるかぎり電話で済ませてくれ』など、接触を避ける行動に徹するよう強く言われていますね」(Aさん、以下同)

 11月9日時点で、8月以降に豊洲市場で確認された感染者数は45人。つまり、感染者の半数近くがこの数日で判明したことになる。

 だが、豊洲市場では11月2日から、さらなる感染拡大防止のため、唾液採取によるPCR検査を自主的におこなっており、今回明らかになった感染者の大半もこの自主検査で陽性と判明したものだ。

 東京都側は、市場内の感染急増に対しては「クラスター(感染者集団)ではない」という見方を示している。

「とはいえ、正直に言うと僕らは『自分も感染するんじゃないか』と不安です。自主検査で陽性が判明したということを聞くと、じつは報道されている数以上にもっと感染者がいるのではとも思ってしまいます。そこがはっきりしないと働くのも不安でたまりません」

 食の流通拠点である豊洲市場では、マスクの着用徹底や消毒、ソーシャルディスタンスの確保などの感染拡大防止策を取りながら、仲卸業者の営業は一度も停止することなく継続してきた。

「複雑な気持ちです。現段階でクラスターは発生していないとされているとはいえ、今後、感染拡大を防ごうと自主的に営業を停止することにでもなれば、場内の業者は零細企業ばかりなので、倒産するところも出てくるでしょう。そうでなくても、飲食店向けがメインだった場内の業者には、すでに破産したところもあります。私自身も、コロナに感染することより、このご時世に仕事を失うことのほうが怖いと思ってしまいます。
 感染防止のために営業を止めるのも、つねに感染のリスクを抱えながらこのまま働き続けるのも、どちらも地獄ですよ。
 東京都の指導のもと、しっかりとした感染対策をおこなってもらった環境で働きたいですが、無理ですかね……」

 東京都の新型コロナ感染者数も、再び300人を超えてきたーー。

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