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NZ中銀、政策金利据え置き 新たな資金供給策発表


[ウェリントン/シドニー 11日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は11日、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を過去最低の0.25%に据え置く一方、借り入れコストの低下を促す新たな資金供給プログラム(FLP)を発表した。また、マイナス金利の導入に向けた用意も示唆した。

資産買い入れプログラムの規模は1000億NZドルで維持した。ロイターのエコノミスト調査では全員が政策金利の据え置きと量的緩和の現状維持を予想していた。[nL4N2HV1DT]

現行の政策金利を2021年3月まで維持するとの方針を改めて示した。

オア総裁は記者会見で、12月に開始するFLPについて、OCRを0.1%に引き下げるよりも金利への影響が大きいと指摘した。FLPの規模は約280億NZドル(193億1000万米ドル)とされており、総裁は、銀行の資金調達コストが下がれば、より低利の融資が増えるとの見方を示した。

総裁は、マイナス金利の可能性が今や低下したのかどうか「判断するには時期尚早」とした。失業率が現在の5.3%から上昇し、インフレ率も中銀の目標レンジを下回ると予想される中、一段の刺激策導入に含みを残した。

NZ中銀は会合後の声明文で「物価・雇用目標を達成するため、景気刺激的な金融政策を長期的に維持する必要があり、必要に応じて追加的な支援を行う用意を整えるべきという点で、委員会は一致した」とした。

NZ中銀はまた、FLPとマイナス金利を展開するための金融機関の準備は進展したと指摘。必要になれば、両ツールが相互補完的に経済活動を支援するとの見解で委員会は一致したと明らかにした。

BNZの調査責任者、スティーブン・トプリス氏は「中銀は政策金利を最終的にマイナスにする選択肢を残したが、全体的なスタンスは、この方向に向かう有効性への確信が弱まっていることを示唆している」と指摘。「中銀は依然、見通しへのリスクを下向きととらえているが、経済が想定より良好に推移しているとみているのは明らか」と述べた。

*内容を追加しました。

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