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  • 2020年11月10日 10:45 (配信日時 11月10日 00:00)

宮崎駿、『鬼滅の刃』大ヒットは「僕には関係ないこと」複雑な胸中を明かした

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「ついにジブリ陥落か……」

 いまや、映画ファンのもっぱらの関心事は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(外崎春雄監督)の快進撃だ。公開からわずか24日で、興行収入が204億円を突破。興行収入の日本記録は、2001年公開の『千と千尋の神隠し』の308億円だが、これは1年を超えるロングランで達成した数字。『鬼滅の刃』の興収がこのまま伸びれば “ジブリ超え” は確実だ。

 では、王座を奪われる宮崎駿監督(79)の胸中や、いかに。11月初旬の早朝、日課にしている自宅周辺のゴミ拾いをするため、自宅を出てきた宮崎氏を直撃した。

−−『鬼滅の刃』の興収が『千と千尋の神隠し』に迫っています。どう見ていますか?

「まあ、僕には関係ないことだと思います。興行成績がどうのこうのということには、あまり関係しないほうが、現場は平和でいいんです。一生懸命作っていりゃあいいんで」

−−『鬼滅の刃』はご覧になりましたか?

「観ません。ほとんど観てないんです、ほかのものを。テレビも観ないし、映画も観てない。ゴミ拾いをやっている引退じじいです」

−−『千と千尋の神隠し』が歴代1位でなくなることを残念がるファンもいます。

「そんなことは、どうでもいいよ。世界はいつもインフレになっているんですから。(それよりも)ゴミを拾わないと……」

 そう、語気を強めて答えた宮崎氏。“鬼滅” を観ないと答える一方、ジブリ超えの勢いについては、すでに知っている口ぶりだ。はたして、その真意はいかなるものか。

「『僕には関係ない』と答えたのは本音でしょう。でも同時に、現況を無視するのは難しいのでは」と語るのは、アニメ研究家の津堅信之氏だ。

「じつは、1986年の『天空の城ラピュタ』や1988年の『となりのトトロ』は興行成績が振るわず、宮崎監督は苦労しました。だから、今でも数字は気になるはずです」

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