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ミャンマー総選挙、与党NLDが勝利宣言 欧米は一部の投票権剥奪を批判


[ヤンゴン 9日 ロイター] - ミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏が率いる与党、国民民主連盟(NLD)は9日、総選挙で勝利をしたと表明した。

NLDのスポークスマンはロイターに、政権運営に必要とされる322議席を確保したと述べた。

8日の上下両院の選挙はスー・チー氏とNLDに対する信任投票とみられていた。改選となったのは下院(定数425)の315議席と上院(定数217)の161議席。

2016年の総選挙ではNLDが地滑り的勝利により390議席を獲得した。同スポークスマンはこの水準を上回るとの見通しを示した。

選挙管理委員会は9日中に正式な結果を発表するとみられていたが、同日夜時点でほんの一部しか公表しておらず、各候補や政党が独自の集計結果をインターネットに掲載している。

欧州連合(EU)と英国は総選挙の実施を称賛したが、西部ラカイン州の多数のイスラム教徒少数民族ロヒンギャを含む100万人以上が投票権を剥奪されたことを批判した。

ポンペオ米国務長官はミャンマーの民主主義への移行で総選挙は重要な一歩だとしながらも、議席に多数の軍人枠があることや、ロヒンギャなどの投票権剥奪に懸念を示した。また、市民権や居住権に関する「恣意的な規定適用」で複数の州・地域の一部で投票が中止され、立候補資格が取り消されたと指摘。その上で「透明性があり信頼できる方法」で票を集計し、異議申し立てを解決するよう呼び掛けた。

今回の選挙では、少数民族の暴動による投票の取りやめで100万人以上の人々が投票できなかった。

ラカイン州ではロヒンギャの大多数が、市民権がないという理由や、国軍と少数民族武装勢力の戦闘による投票所閉鎖で、投票権を認められなかった。

*内容を追加しました。

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