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札幌では感染者数 日々更新中。ススキノ地区対策ではなく、問題なのは「接待を伴う飲食店」

 札幌でのコロナ感染者数の増加が止まりません。それはそうでしょう。2週間の潜伏期間があるわけだから、手をこまねいてい対策が遅れただけ、倍々ゲームのように今なお感染が拡がっているからです。
 私は先般、ススキノ地区対策という単語で鈴木知事、秋元市長の無策と批判しました。
道内153人感染確認、4日連続100人超 クラスター最多6件認定 新型コロナ」(北海道新聞2020年11月8日)

 そうしたら本日の道新記事に非科学的という識者のコメントが載っていてびっくり。
ススキノ時短「非科学的」 札医大・當瀬教授に聞く」(北海道新聞2020年11月8日)

 私も時短に意味があるんだろうかは思っていました。酒は飲み過ぎれば声もでかくなったりで非常に感染リスクが高くなるわけで、そうなる前に酒は切り上げましょ、というのであればよくわかります。
 普通の飲食店でクラスター発生なんて聞かないからです。
 なのに、それも違うという否定コメント!

 それで識者のコメントですが、このような内容です。
「そもそも新型コロナは、「3密」空間に漂う飛沫(ひまつ)がもたらすエアロゾル感染や接触感染で広がっており、屋外の空気中にウイルスが漂っているわけではない。地域を区切った対策に意味があるのは空気感染する感染症の場合だ。前提を誤った対策は、一部の事業者に偏った負担を強いることにもなりかねない。
 道や札幌市が今行うべき対策は、道民への2週間程度の外出自粛要請と、クラスター(感染者集団)が多発している接待を伴う飲食店への休業要請だ。ススキノに限定せず、もっと広い範囲で人の動きを抑え、感染拡大の温床になってしまっている接待を伴う飲食店に休業を求める。この「両輪」で対策を講じなければ、感染拡大を抑えることはできないだろう。」
2020年10月25日撮影

 素晴らしいです。端的です。もちろんこうした対策が効果を持つのは早い時期であれば良いと思うのですが、その意味では2月3月頃の鈴木知事の自粛要請は意味がありました。学校の休みは全く意味がありませんでしたが、それはともかく、みな自粛という我慢をすることで大きな感染を防ぐことができたのです。

 ところが、昨今の状況は、これまでの皆の努力を無にしてしまったのが、鈴木知事、秋元市長の対応の遅れと「接待を伴う飲食店」に行っている者たちの存在です。

 これに加えてカラオケボックスに無防備につばを飛ばして歌っていた人たちでしょうか。

 感染者に対する差別がいけないということと、「接待を伴う飲食店」で感染したこと、拡げたことが批判の対象になるというのは別で、こうした店舗で感を拡げているのは加害行為というべきレベルのものです。わかってやっていたら犯罪行為(傷害罪)です。因果関係の立証が難しく実際の立件はないでしょうが、ひどいことです。
ススキノでの感染増加は由々しき事態 接待を伴う飲酒って何さ 結局、酒飲みの論理にうんざりさせられる

 この識者の提言に従った行動を取ろうではありませんか。みなで感染を防止し、収束させるために。

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