
クイズ番組で正解を連発し、知性派タレントとして引っ張りだこの宮崎美子(61才)がビキニ姿を披露して話題になっている。12月に発売を予定している「40周年記念 カレンダー&フォトブックセット」でビキニ姿のカットが掲載し、予約も好調だ。デビュー当時は鮮烈なビキニ姿で人気だった宮崎だが、その後ビキニを封印してきただけに、今回の“還暦ビキニ”には驚きの声も多い。
誰もが予想しなかったビキニ披露となった宮崎だが、人生の決断も突然が多かった。宮崎は1989年にテレビディレクターと結婚。夫は『2年B組仙八先生』(1981年・TBS系)のADを務めており、ドラマ終了から何年かしたのち、運命的な再会を果たした。婚約指輪と結婚指輪、挙式や披露宴もなく、熊本の両親にも事前に知らせない異例の結婚だった。神奈川県逗子市に新居を構え、幸せな新婚生活が続くと思われたが、わずか1年4か月後の1991年1月にスピード離婚した。
「結婚すると私の生活がすべてバラ色になるかと思っていたら何も変わらなかった」
「あえて言えば、入籍したことが離婚の原因でしょうか。無理して入籍する必要があったのかどうか……」
離婚会見で宮崎はこのような発言を繰り返し、報道陣を煙に巻いた。そのとき、33才。バツイチ子なしの彼女はその後も再婚の可能性はあったはずだった。
ひとり暮らし用のマンションを購入
離婚後はおひとりさま街道を突き進んだ。
「宮崎さんは読書をしたり漢字の勉強をしたりと、ひとりの時間を楽しめる人で、『ひとり遊びの達人』と呼ばれます。20代で『なるほど!ザ・ワールド』(フジテレビ系)のリポーターとして世界を回った際に石の魅力に取りつかれて収集をはじめ、自宅には300個を超える石があるそうです。裁縫やバラの栽培も好む、まさに趣味の人ですね」(芸能関係者)
そして、53才にして覚悟を決めたのか、ひとり暮らしにちょうどいい広さの新築マンションを購入した。現在もそこで暮らしながら、時折は熊本に住む母を訪れている。
「短い結婚生活で、誰かと一緒に住むのは不向きと悟ったみたいです。離婚後に交際した男性もいましたが、同棲や結婚に至ることはありませんでした。
ただし元夫とは離婚後もよい関係が続いているといい、離婚直後は2人きりで旅行に出かけたりもしたとか。30年経ったいまでも、彼が担当する番組にゲスト出演するなど、良好な関係が続き、互いに相談したり、励まし合うこともあるそうですよ」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2020年11月19日号