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たまにまともな主張をする赤旗 - wasting time?

赤旗はたまにまともな主張をする。今回もまあまともだなと言う主張を見つけたので紹介したい。
復興予算 大企業にばらまき/野村総研が選考・配分/立地補助金3千億円/審査委員非公表/経産省「公正性証明できない」

経産省は、「人手不足」などを理由に補助金事務局を民間から公募。応じた2社のうち、企画提案の内容が優れていたとする野村総研への委託を決めました。

 補助金事務局の役割は、▽申請の受け付け▽対象となる企業の選考▽補助額の決定▽補助を受けた事業の執行状況の確認―と全般的です。

 別の社団法人が担う基金管理を除いて、ほぼすべての業務を経産省は野村総研に丸投げしました。

 経産省は、「野村総研が決めた補助金の対象企業や補助額をすべて認めた。こちらでは、申請書類に虚偽や誤記がないかだけチェックした」(経済産業政策課の担当者)といいます。



ということらしい。まあ、別に政府に適切なチェックする能力があるとは思えないので民間に委託することに個人的にはそれほど違和感はない。が、それでも民間企業が民間企業の申請をチェックすることに当該記事の主張のように違和感を覚える人も少なくないだろう。

しかも何から何までも丸投げしていたというのはさすがにという感じだ。

別に大企業に金が回ろうが中小企業に金が回るかはそれほど大きな問題ではないだろうが、被災地にそれほど金が回ってない点。それから、補助の決定の理由が海外流出懸念とかそういう震災とはあまり関係なさそうな理由であることには相当疑問符がつく。

民間がチェックしようが公務員がチェックしようが結果はあまり変わらなかっただろうが、重要なのは政府による補助金が結局多くの場合に無駄遣いされているということだ。まあ、いつものことだけど。それと同時にこんな杜撰な結果になるのはおそらく復興費用がそもそも過大なのかその割り振りがかなりドンブリ勘定で行われて特定の分野では予算を消化することができなくなっているのではないかという疑問が浮かび上がる。

政府による財政政策が失敗し非効率なものになるその典型だ。そして被災地以外で補助金を受けた企業は被災地の企業の復興を阻害するかもしれない。

こんな状況を見ても政府による財政支出が必要だとか言っている人たちの頭の中身を見てみたい。そしていつもいつもどこの国でも繰り返されている姿がここにはある。


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ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ


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