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マレーシア、来年度予算案を発表 コロナ対応で景気刺激型に

[クアラルンプール 6日 ロイター] - マレーシア政府は6日、来年度予算案を発表した。同国は政局の不透明感が強まる中で、新型コロナウイルス流行への対応を迫られており、景気刺激型の予算となった。

同国のムヒディン首相に対しては、野党から辞任を求める圧力が強まっており、連立政権内にも亀裂が生じている。予算案を議会で可決できなければ、首相は事実上、不信任を突き付けられた形となり、政治の混迷に拍車がかかるとみられている。

政府の報告書によると、来年度予算案の歳出規模は2.5%増の3225億リンギ(779億4000万ドル)。

ムヒディン首相は報告書で「大規模な刺激策と経済復興プランを早急に導入することが不可欠だ」と表明した。

今年の財政赤字は2009年以降で最大の国内総生産(GDP)比6%に達する見通し。政府は今年、3050億リンギ規模の新型コロナ経済対策を打ち出した。今年の歳入は4.5%の減少が予想されている。

来年の財政赤字はGDP比5.4%に縮小する見通し。国内外の需要回復で、経済成長率が6.5-7.5%に達し、歳入が増えるとしている。

来年の輸出は2.7%増となる見通し。今年の輸出の予測は5.2%減。

来年の政府債務はGDP比61%と、政府が自主的に設定した上限の60%を上回る見通し。景気支援の財源を確保するため借り入れを増やす。

歳出の内訳では、インフラ投資などの開発予算を38%増の690億リンギとした。

来年の歳入は4.2%増の2369億リンギとなる見通し。うち180億リンギは国営エネルギー会社ペトロナス[PETR.UL]からの配当収入となる見込み。

政府は経済見通しに関する報告書で、来年も金融政策が景気の回復を支援すると表明。「新型コロナの再流行、地政学リスク、商品価格の低迷」が下振れリスクになるとしている。

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