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ドルは103円半ば、米大統領選の混迷受け8カ月ぶり安値


[東京 6日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の103円半ば。朝方の取引では久々の103円台で国内企業の買いが流入したものの、買い一巡後は人民元に対するドルの弱さや米大統領選挙の開票結果を巡る不透明感、全米各地で広がる抗議運動などが嫌気され、ドルは103円前半へ下落し8カ月ぶり安値を付けた。

ドルは仲値公示を経て103.76円ときょうの高値を付けた。しかし、午前10時15分に人民元の対ドル基準値が1ドル=6.6290元と、2018年7月11日以来の元高水準に設定されるとじわじわと売られはじめ、午後1時には103.36円と3月12日以来の安値まで下げた。

市場では「米大統領選の集計を巡って週末に混乱が拡大する懸念から、ドルロングの整理を中心にポジション調整が起きている」(アナリスト)との指摘が出ていた。

今週を振り返ると、ドルは4日の高値105.35円からきょうの103.36円まで約2円幅で下落している。「1週間の下落幅としては、ある意味で達成感がある」(国内銀)との声も聞かれ、東京時間の終盤にかけては103円半ばまで小幅に買い戻された。

オフショア人民元は一時6.60ドル元付近まで上昇し、2年4カ月ぶり高値を付けた。オフショア人民元は、大統領選でバイデン氏が勝利するとの思惑を背景に10月29日から昨日まで6営業日連続で上昇したが、今朝の取引で高値を付けた後は若干売り戻された。

トランプ米大統領は現地時間5日、「合法」な票を集計すれば自身が大統領選で勝利すると述べ、民主党候補のバイデン前副大統領に対する敗北を認める意向がないことをうかがわせた。[nL4N2HS18V]東京時間の取引の最中だったが、市場の反応は限定的だった。

大統領選を巡っては、接戦となっている州などで両候補の支持者らが抗議運動を展開。一部の地域では、トランプ氏の支持者が銃を持ち出したり反トランプ派のデモ隊と衝突する場面もみられ、ドルの取り巻くセンチメントを悪化させた

今夜には10月の米雇用統計が発表されるが、「市場の関心が米大統領選の開票結果に集中する中で、雇用統計は材料視されそうもない」(国内銀)という。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 103.53/55 1.1813/17 122.31/35

午前9時現在 103.60/62 1.1815/19 122.42/46

NY午後5時 103.47/50 1.1821/25 122.40/44

(為替マーケットチーム)

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