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日本学術会議問題は、実際に任命拒否を決めた人に弁明させてそろそろ幕引きをされては如何か

菅さんの答弁が支離滅裂だ、などという批判が聞こえてきており、まあ、誰が聞いてもそう聞こえるだろうな、と思うものの、いつまでもこの問題に拘っていると、その他の大事な問題についての審議が雑になって、事実上格別の審議もされないまま次々と重要な法案や補正予算案が可決成立されて行ってしまいそうな予感がしている。

学問の自由の侵害になりかねない、という懸念はもっともであるが、菅さん自身にはそこまでの意図はなかったのではないかと思っている。

前例踏襲をしたくない、という思いから、官房副長官の6名任命拒否の原案を十分の検討もなく承認してしまったような印象が強く、菅さんは、今頃ちょっと早まったかな、と内心思っておられるのではないだろうか。

菅さんにとって日本学術会議がそれほど目障りな存在だったとは、とても思えない。

前例踏襲はしたくないとは思っていても、日本学術会議をこの際潰してやろうとか、組織を変えてやろうとかいった明確な意思は持ち合わせていなかったはずである。

単に杉田官房副長官の持ち上げてきた任命案を承認しただけ、という軽い気持ちでの一部候補者の任命拒否だったら、然るべき手続きを踏んで、やり直せばいい。

どう考えても、件の任命拒否には実質的正当性がない。

任命拒否に至った理由を説明せよといくら求められても、本人にはその意識が殆どなかったようだから何も答えられないのは当然である。

何故件の6人の候補者に罰点を付けたのかは、実際に罰点を付けた杉田官房副長官にしか答えられないのは明らかである。

この問題を、不用意にここまで大きくして菅内閣に泥を擦り付けることになったのだから、ここは杉田官房副長官がその責任を取ることだろう。

何もしなければ、菅さんはドンドン追い込まれていくかも知れない。

まあ、野党の中では、それを狙っている方がそれなりにおられるのかも知れないが、どうも菅内閣の命運を賭けるような大きな問題とは考えられない。

国会は、もっと大きな問題に取り組むべきだろう。

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