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大事なことは、大義がどこにあるかを見極めること

やはり小沢氏は戦上手。切り替えが早い。海江田氏のことなどもう念頭にない。野田氏が新しい代表に早速エールと牽制球を送っている。

野田氏を支持したいが、本当に挙党一致でやるのか。具体的にどういう挙党体制を作るのか、と小沢氏は実に微妙なシグナルを発した。

小沢氏が徐々に力を失いつつあることは見えてきたが、強かなものである。戦ってよし、退いてよし。どんな状況になっても小沢グループの結束はそれなりに固い、ということを確認したようだ。

ここで野田氏は何を考えるべきか。

敵と味方を良く見極めることである。

国民のため、国家のために今、何をすべきか、ということを常に第一に考えるべきである。

元々頭の低い人のようであり、党内融和を第一に考えそうなタイプの人のようであるが、党内融和を優先して国民の目線を忘れるようになってはいけない。小沢氏の懐柔などは考える必要はない。自分の為すべき仕事が見えなくなる虞があるから、物事を決定するプロセスはなるべく簡明にして機能しやすくしておく必要がある。

野田氏は代表選挙で、自分は選挙の顔にはなれないので解散総選挙はしないということを一つの売りにして浮動層を引きつけたようだ。国民に向かってのメッセージではないが、解散を恐れ内向的になっている民主党の国会議員は野田氏の苦労話を自分のことのように聞いて野田氏支持に回った可能性があるが、こういう内向きの話はあくまで身内のこと。公の場でいつまでもこんなことを言っていたのでは、やはり野田氏も選挙第一の人、となる。

いつでも自分を捨てる覚悟が必要である。あらゆる批判、非難に堪えて、しかしやらなければならないことがある。まずは、民主党の詐欺フェストと言われてきたマニフェストを根本的に見直すことである。そのうえで、国民の審判をなるべく早く受けたいと宣言することである。

野田氏が国民に忠実でありたい、ということを示せば、しばらくは国政は安定する。民主党を愛しています、は身内だけに通じるメッセージである。私は、日本を、日本という国を、日本の国民を愛しています、と言ってもらわなければならない。野田氏の強みと弱みはここにある。

これからの野田氏の一挙手一投足に注目している。

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