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- 2020年11月03日 07:50
【話を聞かない男、地図が読めない女】
いよいよ、です。
トランプ共和党を支持するWSJがNBCテレビとともに行った世論調査の結果が興味深いです。「女性はバイデン 、男性はトランプ」というのが如実です。
世論調査の結果を読みながら2002年に話題となった「話を聞かない男、地図が読めない女(Why men don’t listen and women can’t read maps)」という本を思い出しました。
何かが根本的に異なるようです。
[画像をブログで見る]
Washington PostはHow Americans surmounted a pandemic and dizzying rule changes so their voices would be heard(コロナや様々なルール変更に負けず、声を反映させようとするアメリカの有権者)の中で、アメリカの多くの有権者は失業や大切な人のコロナによる死去、何時間にも及ぶ行列に耐えてようやく投票することができたと感慨深げに報じています。
一方、トランプ共和党はコロナ禍で少しでも投票しやい環境作りを目指す当局の動きを阻止しようと相次いで訴訟に踏み切ったということです。
詰まるところ、投票率を含めて不透明さが残っていることからアメリカ時間の3日のうちに結果が判明するかもしれないし、票数を数えるのに何週間もかかるかもしれないとしています。
それでもはっきり言えることは、これまで以上に多くの有権者が投票することだと言います。
New YorkTimesもUncertainty Hangs Heavy as Campaign E nters Final Day(最終日を迎えてもなお不確実性が重くのしかかる)の中で、トランプ大統領が激戦州のペンシルベニア州で訴訟を起こし、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ博士を解任する考えを示したのに対して、バイデン候補が大統領に選挙を乗っ取らせないと述べたと報じています。
選挙の日はこれまで、どちらかが敗北宣言をし、もうどちらかが勝利戦芸をして幕を閉じてきたものの、今回はリアル投票でリードしていればトランプ大統領が郵送投票の結果を待たずに勝利宣言をすると言っており、これに対してバイデン候補が「大統領に選挙を乗っ取らせるわけにいかない(The president is not going to steal this election)と反論したということです。
WSJはPresident Trump Trails Joe Biden by 10 points Nationally in Finaly Days of Election(選挙最終盤で、全国的に見るとトランプ大統領の支持率はバイデン候補に10ポイント負けている)の中で、WSJとNBCテレビの世論調査(10月29日から31日まで有権者1000人を対象に実施。このうち833人が激戦州の有権者)でバイデン候補の支持率が52%に対してトランプ大統領の支持率が42%と10月の調査時点と大差ないものの、12の激戦州では10月の10ポイントの差から今回は6ポイントに縮小していると報じています。
最大の争点は経済かコロナか?今回の調査では41%が経済と答え、38%がコロナと答えたということです。また、55%がトランプ大統領の経済運営を評価。一方、57%がトランプ大統領のコロナ対策を支持しないと回答したそうです。
トランプ大統領を支持しない人たちで目立つのは、女性と高齢者だとしています。
女性ではバイデン支持が57%、トランプ支持が37%。男性ではバイデン支持が47%に対してトランプ支持が48%で、仮に実際の投票行動がこの通りであれば男女で最も差のある選挙になると解説。
また、高齢者の支持を全米で見ると、バイデン支持が58%に対して、トランプ支持は35%だとしています。
※ご参考
トランプ共和党を支持するWSJがNBCテレビとともに行った世論調査の結果が興味深いです。「女性はバイデン 、男性はトランプ」というのが如実です。
世論調査の結果を読みながら2002年に話題となった「話を聞かない男、地図が読めない女(Why men don’t listen and women can’t read maps)」という本を思い出しました。
何かが根本的に異なるようです。
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Washington PostはHow Americans surmounted a pandemic and dizzying rule changes so their voices would be heard(コロナや様々なルール変更に負けず、声を反映させようとするアメリカの有権者)の中で、アメリカの多くの有権者は失業や大切な人のコロナによる死去、何時間にも及ぶ行列に耐えてようやく投票することができたと感慨深げに報じています。
一方、トランプ共和党はコロナ禍で少しでも投票しやい環境作りを目指す当局の動きを阻止しようと相次いで訴訟に踏み切ったということです。
詰まるところ、投票率を含めて不透明さが残っていることからアメリカ時間の3日のうちに結果が判明するかもしれないし、票数を数えるのに何週間もかかるかもしれないとしています。
それでもはっきり言えることは、これまで以上に多くの有権者が投票することだと言います。
New YorkTimesもUncertainty Hangs Heavy as Campaign E nters Final Day(最終日を迎えてもなお不確実性が重くのしかかる)の中で、トランプ大統領が激戦州のペンシルベニア州で訴訟を起こし、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ博士を解任する考えを示したのに対して、バイデン候補が大統領に選挙を乗っ取らせないと述べたと報じています。
選挙の日はこれまで、どちらかが敗北宣言をし、もうどちらかが勝利戦芸をして幕を閉じてきたものの、今回はリアル投票でリードしていればトランプ大統領が郵送投票の結果を待たずに勝利宣言をすると言っており、これに対してバイデン候補が「大統領に選挙を乗っ取らせるわけにいかない(The president is not going to steal this election)と反論したということです。
WSJはPresident Trump Trails Joe Biden by 10 points Nationally in Finaly Days of Election(選挙最終盤で、全国的に見るとトランプ大統領の支持率はバイデン候補に10ポイント負けている)の中で、WSJとNBCテレビの世論調査(10月29日から31日まで有権者1000人を対象に実施。このうち833人が激戦州の有権者)でバイデン候補の支持率が52%に対してトランプ大統領の支持率が42%と10月の調査時点と大差ないものの、12の激戦州では10月の10ポイントの差から今回は6ポイントに縮小していると報じています。
最大の争点は経済かコロナか?今回の調査では41%が経済と答え、38%がコロナと答えたということです。また、55%がトランプ大統領の経済運営を評価。一方、57%がトランプ大統領のコロナ対策を支持しないと回答したそうです。
トランプ大統領を支持しない人たちで目立つのは、女性と高齢者だとしています。
女性ではバイデン支持が57%、トランプ支持が37%。男性ではバイデン支持が47%に対してトランプ支持が48%で、仮に実際の投票行動がこの通りであれば男女で最も差のある選挙になると解説。
また、高齢者の支持を全米で見ると、バイデン支持が58%に対して、トランプ支持は35%だとしています。
※ご参考