記事
  • ロイター

NY市場サマリー(29日)株式反発、ユーロ一時4週間ぶり安値

[29日 ロイター] -

<為替> ユーロが対ドルで下落し、4週ぶり安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)が追加緩和の可能性を示唆したことが材料となった。

ドルは対円で上昇したほか、対スイスフランでも3週ぶり高値を付けた。

ECBは29日の定例理事会で主要な政策変更を見送り、12月に追加対策を講じる可能性を示唆。ラガルド総裁は会見で「われわれは新型コロナウイルスのパンデミックと感染拡大、および感染拡大抑制策が経済に及ぼす影響の重大性を認識しており、次回理事会で政策措置を調整する必要があるとの見解で一致した」と表明した。

米経済指標では、第3・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値が年率換算で前期比33.1%増と、政府が統計を開始した1947年以来最大の伸びを記録した。政府が導入した3兆ドルを超える景気刺激策が個人消費を押し上げた。

週間の新規失業保険申請件数は75万1000件と、前週の79万1000件から減少。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を受けた3月以降の高水準からは大きく改善したが、2007─09年の金融危機時のピーク(66万5000人)はなお上回っている。

ユーロ/ドル<EUR=>は0.6%安の1.1671ドル。一時1.1650ドルと4週ぶり安値を付けた。ユーロ/円<EURJPY=>は0.3%安の122.14円。

<債券> 長期債利回りの上昇が短期債を上回り、利回り格差が広がった。

終盤の取引では、10年債利回り<US10YT=RR>が5ベーシスポイント(bp)上昇の0.831%となり、2年債利回り<US2YT=RR>はほぼ横ばいの0.153%。2年債と10年債の利回り格差<US2US10=TWEB>は、前日の62.3bpから63.3bpに拡大した。

長期債利回りは、この日午後に行われた530億ドル規模の7年債入札前後に上昇。供給増と弱い引き合いを受け、価格押し下げと利回り上昇につながった。

ジェフリーズのエコノミスト、トム・サイモンズ氏は、国債の動きは市場の流動性がやや限定的であることが理由かもしれないと指摘。米債ディーラーは年末に向け備えて利益を確定しようとしているため、追加供給を吸収しようとしていないとの見方を示した。

<株式> 反発して終了した。決算発表を控えていた主要情報技術株に買いが入ったほか、米経済指標が堅調だったことで、前日の急落から持ち直した。

引け後にはアップル<AAPL.O>、アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>、アルファベット<GOOGL.O>、フェイスブック<FB.O>など大手ハイテク株が決算を発表した。

ハイテク企業は新型コロナ禍の外出自粛の恩恵を受けている。画像共有サイトの米ピンタレスト<PINS.N>は28日、市場予想を上回る第3・四半期決算を発表。株価は26.9%高となった。

アマゾンの第3・四半期決算は純売上高が前年同期の699億8000万ドルから961億5000万ドルに増加し、市場予想を上回った。コロナ禍でネット販売が堅調だった。

アルファベットの第3・四半期決算は売上高が405億ドルから461億7000万ドルに増加。企業による広告再開が寄与した。

引け後の取引でアルファベットは7.9%上昇。アマゾンは下落した。

バイオ医薬大手の米モデルナ<MRNA.OQ>が8.4%上昇。ナスダック100構成銘柄で値上がりトップとなった。29日、同社が開発する新型コロナウイルスワクチンについて、後期臨床試験(治験)にかかる初期段階のデータを11月にも公表できる見通しと表明した。

<金先物> ドル高・ユーロ安に伴う割高感に押され、続落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比11.20ドル(0.60%)安の1オンス=1868.00ドルとなった。

<米原油先物> 新型コロナウイルスの感染再拡大に懸念が広がる中、大幅続落した。米国産標準油種WTIの中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比1.22ドル(3.26%)安の1バレル=36.17ドルと、中心限月清算値ベースでは6月1日以来約5カ月ぶりの安値となった。1月物は1.21ドル安の36.51ドル。

ドル/円 NY終値 104.61/104.64 <JPY21H=>

始値 104.08 <JPY=>

高値 104.72

安値 104.08

ユーロ/ドル NY終値 1.1674/1.1676 <EUR21H=>

始値 1.1716 <EUR=>

高値 1.1720

安値 1.1651

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 94*15.00 1.6094% <US30YT=RR>

前営業日終値 95*11.00 1.5710%

10年債(指標銘柄) 17時05分 98*02.00 0.8314% <US10YT=RR>

前営業日終値 98*17.00 0.7810%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*12.25 0.3749% <US5YT=RR>

前営業日終値 99*17.25 0.3430%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*30.25 0.1525% <US2YT=RR>

前営業日終値 99*30.38 0.1500%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26659.11 +139.16 +0.52 <.DJI>

前営業日終値 26519.95

ナスダック総合 11185.59 +180.73 +1.64 <.IXIC>

前営業日終値 11004.87

S&P総合500種 3310.11 +39.08 +1.19 <.SPX>

前営業日終値 3271.03

COMEX金 12月限 1868.0 ‐11.2 <GCv1><0#GC:>

前営業日終値 1879.2

COMEX銀 12月限 2336.0 +0.1 <SIv1><0#SI:>

前営業日終値 2335.9

北海ブレント 12月限 37.65 ‐1.47 <LCOc1><0#LCO:>

前営業日終値 39.12

米WTI先物 12月限 36.17 ‐1.22 <CLc1><0#CL:>

前営業日終値 37.39

CRB商品指数 144.8095 ‐1.8532 <.TRCCRB>

前営業日終値 146.6627

トピックス

ランキング

  1. 1

    GoTo見直し 協力体制みえず幻滅

    中村ゆきつぐ

  2. 2

    新井浩文が語った「性的武勇伝」

    文春オンライン

  3. 3

    よしのり氏「皇女」案に危機感

    小林よしのり

  4. 4

    コロナ禍で缶コーヒー離れが加速

    文春オンライン

  5. 5

    意見広告は嘘でも許容されるのか

    島田範正

  6. 6

    赤旗は佐藤優氏批判する資格なし

    鈴木宗男

  7. 7

    GoTo停止の是非を論じる無意味さ

    木曽崇

  8. 8

    よしのり氏 コロナの正体見たり

    小林よしのり

  9. 9

    トランプ氏が大統領選でついた嘘

    文春オンライン

  10. 10

    医療崩壊を煽る報道に医師が怒り

    名月論

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。