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「美少女の総合商社」オスカープロモーションが娘婿で崩壊の危機!


「美少女王国」と呼ばれた大手芸能プロダクション「オスカープロモーション」が存亡の危機を迎えている。今年に入ってからと言うもの、事務所の要となるタレント、モデルの退社が止まらないのだ。

米倉涼子を筆頭に草刈民代、紫吹淳、岡田結実、長谷川潤、堀田茜、さらには福田沙紀や剛力彩芽、忽那汐里(くつなしおり)が退社。最近では森泉までもが退社を明らかにしている。他にも、元フジテレビのフリーアナウンサー、政井マヤも辞めたことが判明するなど、もはや所属タレントの退社ラッシュは歯止めが効かない状態となっている。

タレントばかりではない。中堅からベテランまで有能なマネージャーまでもが退職、転職しているのだ。

「社員は数年前までは150〜160人いたのですが、ここ2〜3年で3〜4割ぐらいが退社しています。現状では100人を切っていると思いますが、特に古参のマネージャーの離脱が目立っています」(芸能記者)

これでマネージャー不足に陥っているとしたら、モデルやタレントの退社以上に事務所としては深刻な問題になっているに違いない。

創立50周年に退社ラッシュを巻き起こした娘婿の専務


オスカーは、日本万国博覧会が開催された1970年に古賀誠一氏(現会長)によって設立された。当初はモデルクラブとしてのスタートだったが、80年代にはモデル以外のタレントやアーティストなど、いわゆる芸能系にも進出してきたことから大手芸能事務所として君臨するようになった。

「キッカケは、何と言ってもゴクミ(後藤久美子)を輩出した『全日本国民的美少女コンテスト』の開催(87年〜)でした。このコンテストからは米倉をはじめ、佐藤藍子や上戸彩、中村静香、武井咲、剛力彩芽などを生み出し、モデル系事務所でありながら芸能界を牽引してきたのです。

その一方でC.C.ガールズなど、いわゆるセクシーグループをデビューさせることで芸能界にセクシー路線を巻き起こしました」(芸能関係者)

今年はオスカー設立50周年と言う節目の年。古賀会長も、まさかこんな悲惨な状況で迎えるとは夢にも思っていなかっただろう。

一体、何が原因なのか? 前出の芸能記者が言う。

「最大の原因は何と言っても古賀会長の娘婿です。現在、専務を務めているのですが、とにかく社員に対してのパワハラが激しい。結果、現場のマネージャーが次々に離脱し、さらに体制に不満を持ったモデルやタレントまでもが将来を悲観して雪崩を打ったように退所しているのです」

この娘と言うのは長女の古賀幸子常務で、娘婿とは堀和顯(かずあき)専務。

「古賀会長のワンマン経営は有名だったのですが、なぜか奥さんや娘には頭が上がらなかった。これが社業にも関わってくることが問題なのです。特に、娘に対しては何も言えないどころか甘い。

社長はいるのですが、代表権を与えていないため、実質的には常務の娘が会社を仕切っているような雰囲気になってしまって…。そのため、娘婿の和顯氏は専務でもやりたい放題なのです。

和顯氏は表向きIT系企業の出身となっていますが、実際にはタクシーの運転手など、芸能とは別畑の経歴です。社内からは芸能界のイロハも分からない人間がいきなり入り込んできて、会社を振り回していると嘆きの声が上がっていました」(元オスカー社員)

社員を信用しない専務の「パワハラ」


では、和顯専務のパワハラとはどんなものなのか?

それは幸子常務と和顯専務の夫妻が断行した「社内改革」だった。

コストカットを標榜し、マネージャーが打ち合わせで出費する喫茶店代や交通費など、いわゆる「必要経費」とされる部分にまで及んだ。

「社員へのアピールだったのか、父親の古賀会長に対しても厳しかったようです。古賀会長が米倉のドラマ撮影の際、現場に差し入れをしたそうですが、その差し入れに対して文句を言ったそうですからね。

要するに、タレントの売り込みも含め、余計な経費を使うなと言うことで、接待費などなくても仕事は出来ると言うのが論理なのです。今になってみると、コロナ禍で経費節約と言うのは理解も出来ますが、芸能界はアナログな世界ですからね。現場から不満が出てきて当然です。もはや異常過ぎます」(芸能関係者)

しかし、元オスカーの社員によると「経費のコストカットばかりがクローズアップされていますが、現実のパワハラはもっと深刻なんですよ」と訴える。

「和顯専務の横暴ぶりは、実際には日常の業務なのです。まずマネージャーを含め社員は全員GPSを持たされ、どこにいるかも含めチェックされています。しかも、通信業務は全て会社のメールで行い、送信メールにはカーボンコピー(CC)として和顯専務も含めるように指示されています。

つまり、社員のメール送受信についても全てチェックすると言うわけです。それだけではありません。届いた郵便物も物によっては勝手に開封されてしまいますし、社員を全く信用していない。表向きはコストカットと言いながら実は、社員には経費を使わせない、支払いたくないと」

オスカーは、もともと芸能プロダクションの団体である「日本音楽事業者協会」に加盟していない。それだけに、他のプロダクションからしたら、裏で「気を使うこともなく自由にマネージャーやタレントと交渉出来る」(業界関係者)

それだけに、有能なマネージャーは条件さえ見合えばタレントと一緒に移籍してしまうことも可能となってくる。

「古賀会長も、以前は『辞めたい奴は出て行けばいい』と強気な姿勢を振りかざしていましたが、ここにきて稼ぎ頭のタレントや女優が続々と辞めていくのを目の当たりにして、さすがに危機感を抱いたようで、どうなっているんだと嘆いているようですね」(週刊誌記者)

オスカーの「アルバムビジネス」にも影

ところで、オスカーにとって最も安定していた「収入源」は、年に数回発行している所属タレントのアルバムにある。このアルバムは、放送局や広告代理店などに配る3センチ前後の分厚い写真集だが、所属タレントにとっては唯一のアピール場所にもなっている。

「オスカーにはピンからキリまで7000〜8000人のモデルやタレント、さらには予備軍がいますが、とても数十人のマネージャーが対応出来る人数ではありません。そこで、アルバムを制作して、所属するモデルやタレントを紹介しているのですが、実は、それには掲載料がかかるのです。

1ページから半ページ、4分の1ページなど、いくつかのパターンがあって、その大きさによって数十万円から数万円まで料金が設定されています。いくら事務所に所属していても、そのアルバムに掲載されなければ、幽霊部員のようなもので存在すらアピール出来ず、仕事も来ないよと言って、無理矢理にでも掲載させるわけです。

それでも、キリのモデルやタレントからしたら米倉涼子や草刈民代、上戸彩、長谷川潤、森泉と言った有名女優やモデルが掲載されたアルバムに一緒に載ることが魅力だった。ところが、今後は有名モデルやタレントがいなくなってしまうわけですから、アルバム自体に価値がなくなってしまうわけです。これは収入にも影響しかねません」(芸能ライター)

しかし、周囲がいくら不安視していても当の和顯専務は全く気にしていない様子。逆に「面倒なリストラをしなくて済んだぐらいの程度にしか思っていないようです」なんて言う声が社内からは聞かれる。

退社予備軍の中には、最も売れっ子と言われる藤田ニコルの名前も挙がっているだけに、まさかの時は「月の家賃1000万円以上」とも見られる事務所の経費を払い続けることが出来るのかどうか。「事務所移転もあり得る」(芸能関係者)とも噂されるだけに、和顯専務の腕の見せ所といったところ!?

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