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ドイツ銀、第3四半期は黒字転換 投資銀行部門の見通し引き上げ


[フランクフルト 28日 ロイター] - ドイツ銀行<DBKGn.DE>が28日に発表した第3・四半期決算は、株主帰属損益が黒字に転換した。投資銀行部門の収入見通しも引き上げた。同行は、新型コロナウイルス禍の中、組織再編に取り組んでいる。

第3・四半期の株主帰属利益は1億8200万ユーロ(約2億1500万ドル)。前年同期は9億4200万ユーロの赤字だった。

同行が四半期ベースで黒字となるのは、2019年第1・四半期以来。今回は、投資銀行部門の好調さに一部支えられた。

赤字を予想していたJPモルガンは、決算を「前向きなサプライズ」と評価した。

シティのアナリストは「良い決算」としたものの、同行株の売りは続けるとした。調査リポートで、2021年のドイツ銀行にとって「投資銀行業界を巡る状況が、支援材料になる可能性は低い」と分析した。

<投資銀行部門が好調>

投資銀行部門は収入が43%増加した。債券・為替は47%増収だった。

投資部門が好調に転じたのは市場のボラティリティー拡大を受けた取引増加が背景にある。ドイツ銀行の幹部は、同部門の収入の伸びは今後、落ち着いてくると予想する一方、拡大したシェアは維持されるだろう、としている。

ゼービング最高経営責任者(CEO)は、アナリストとの会合の準備原稿で「投資銀行部門の収入増は、単に市場環境がもたらしたというだけにとどまらない」と指摘した。

ドイツ銀行は、2020年の投資銀行部門の収入について「かなり増加する」との見通しを示した。以前は「増加する」としていた。

バークレイズによると、米銀の投資銀行部門の収入は、第3・四半期は21%増加している。

*内容を追加しました。

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