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直ちには違法ではない、と法制局が言っても、別にそうすることを勧めているわけではないのだが・・・

菅さんはこういう言い回しが好きではないだろうが、法制局の皆さんは、ある種の行為が法に違反するか否かを問われた時に、「直ちには違法とは言えない」「直ちには違法ではない」などといった物言いをすることがある。

しからば、法制局は当該行為を適法だと認めたのかというと、決してそういう趣旨ではないことがよくある。

直ちには違法ではないが、しかし、問題がないわけではない、よくよくお考えになった方がいいですよ、くらいのニュアンスを籠めていることがあり得るので、慎重な人は、だいたいここで一旦立ち戻るものである。

菅さんは、どちらかと言うと、立ち止まらない人のようである。

豪腕と言われる政治家には、そういう人が多い。

直ちには違法ではないと言われたことを金科玉条のようにして、ドンドン自分の思い通りのことを進めてしまう。

日本学術会議の会員の任命拒絶問題などはその典型だろう。

前例や慣例を無視して、自分の思い通りの結果を出してしまう。

それがプラスに働くか、それともマイナスに働くかは、直ちには分からない。

いずれはどこかで躓くんじゃないかな、と思ってはいるが、今、直ちにマイナスの結果が出るわけではない。

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