- 2020年10月24日 18:40
日本学術会議の事務局にメスを入れるだけ?自民党の皆さんは、変な方向に全力で走っているようだが・・
河野太郎氏は、菅さんに対する追及の矛先を変えようとか、菅さんを守ろうとして、今回、日本学術会議の事務局の人件費問題を取り上げた、などとは思っていない。
河野太郎氏の硬骨漢ぶりには定評があり、そういうことをして菅さんのご機嫌を取るようなことはしないはずだ。
黙っていても、いずれは河野太郎氏に出番が回ってくる。
今は、黙っている方がいいと思うから黙って、行政改革の視点から日本学術会議問題に関わっているだけで、いずれ時が来たら、今回の日本学術会議の会員任命拒否問題について発言するはずである。
自分では決して良しとしないが、しかし、余計なことは言わない、というのが、私がこれまで見てきた河野太郎氏の流儀である。
とにかく、菅内閣の閣僚の間は、菅さんの批判に聞こえてしまいかねないような余計なことは一言も言わない。
日本学術会議応援団の皆さんは、そのあたりの呼吸をよくよく理解してこの問題について発言された方がいいだろう。
河野太郎氏には他意はない。
ただただ、行政改革の視点から日本学術会議の事務局人件費問題に取り組むだけ。
自民党のその他の人の動機は、分からない。
何人かは、菅親衛隊に入るためにしきりに日本学術会議廃止論を訴えているように見えるが、大方の人は日本学術問題には大して関心がないはずだ。
世論の大勢が、日本学術会議を守れ!という方向に傾いたら、あっという間に世論の大勢に従うようになるはずである。