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警察がそこまで憎いのか

マスコミの警察嫌いは今に始まった話ではなく、実際、警察組織に様々な問題があるのは事実であり、それを監視するという役割は重要なものではある。

だが、このような報道の仕方は適切なのだろうか。というよりも、このような報道をそもそもする必要があるのだろうか。誤認と言えば誤認かもしれないが、もはや脱法ドラッグは脱法の域を超えている。法律で明確に違法としなければいけないことは、多くの人々によって認識されているだろう。マスコミ関係者でも脱法ドラッグでとんでもない行動をして世間を騒がせたものが複数出ているのも周知の事実だ。

NHKでも数日前、ある時間帯ではニュースのトップとして取り上げられていた。この女性こそが非難されるべきではないのだろうか。このような騒ぎを起こし、しかも薬物中毒と同様の行動をとってしまったのである(まさに幻覚そのものなのだろう)。きっと脱法ドラッグの外見もコカインとよく似ていたのだろう。

まず、反省すべきはこの女性であり、また、マスコミもこのような事件を取り上げるのではなく、脱法ドラックの問題そのものをもっと深堀して記事とすべきではないだろうか。

脱法ドラッグ所持「コカイン」と誤認逮捕し謝罪

 神奈川県警多摩署は27日、川崎市多摩区の女性(39)が所持する脱法ドラッグをコカインと取り違え、誤って麻薬取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕したと発表した。

 簡易検査の結果を見誤った。約9分後に釈放したという。

 発表によると、26日正午過ぎ、同区内の住民から「女性が『泥棒が入った。助けて』と叫んでいる」と110番があり、署員が女性宅に駆けつけると、女性は意味不明な言動を繰り返し、室内に白い粉末0・19グラムが入ったビニール袋があった。粉末の簡易検査の結果、試薬がコカインの陽性反応を示す色に変わったため、現行犯逮捕した。

 しかし、変色にかかった時間が通常より長く、報告を受けた署長が釈放を指示。粉末を県警で鑑定したところ、27日未明、同法の規制対象外の薬物と判明した。署は同日、女性に謝罪した。

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