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自民党が変われば日本が良くなる

2年前の政権交代選挙は政権交代が自己目的化しており、マニフェストでも詐欺フェストでも何でもアリの無惨な選挙であった。

この2年間の民主党内閣の下での日本の惨状を見れば国民が如何に大きな間違いを犯したか分かりそうなものだが、国民の間からはそれほど大きな反省の声は上がっていない。

政権交代自体は良かった、鳩山内閣と菅内閣が悪かっただけだ、ぐらいな感じがする。

実は、私も政権交代自体は止むを得なかったと思っている。

自民党が変われれば良かったのだが、変われなかったのだから国民から批判されても止むを得なかった。

もっと国民の声に耳を傾け、早め早めに国民の審判を受けるという姿勢を示す方が良かった。

目に見えるように自民党を変える改革の努力を重ねればよかった。
これが私の反省である。

本当はもっと真摯に当時の野党と政策協議を進め、野党の提言を積極的に政策に取り込む努力をすれば良かったのだが、これは当時の民主党の小沢代表が一貫して反対のための反対路線を貫徹するよう高い高いハードルを設けていたので、これは仕方がない。

しかし、それ以外のことは自民党が自ら変わることでなんとか実現できたはずだ。

民主党の代表選挙が終わればまもなく選挙である。この段階で強力な第三勢力が生まれることは期待できない。さすがの舛添氏もかつての光を失ってしまった。みんなの党は、現状でいっぱいいっぱいである。どこが悪いのか分からないが、巷でみんなの党待望論を聞くことがなくなった。

やはり自民党が頑張るしかない。

自民党がどれだけ頑張ることが出来るか、自民党がどれだけ変わることが出来るか、で日本の政治の在り様が大きく左右される。絶対に長老が嘴を入れるような状況を作らないことである。そのためにも、自民党は早く河野太郎議員の役職停止処分を解除しておいた方がいい。

自民党らしくない河野太郎氏が自民党の中で存分に活動し、自民党の政策作りを引っ張っていくようになれば、自民党の改革努力が本物だと認められる時が来る。

河野氏は自民党総裁や内閣総理大臣に相応しい人材だとは思わないが、河野太郎氏のような強力な党内野党を抱えてこれをあえて排除しないで見事に共存している政党は、どんなに意地悪な目で見ても国民に開かれた政党に見える。どんな権力者や実力者に対しても自分が正しいと思うことをぶつけることが出来、しかも権力者や実力者からそのことで意地悪されることもないというのは、素晴らしいことである。陸続と後に続く人が出てくるはずだ。自民党が良くなることが、日本を良くする早道である。

自民党頑張れ、とエールを送っておく。

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