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水月会会長辞任意向表明など

 石破 茂 です。

 22日の水月会臨時総会において会長辞任の意向を会員議員各位にお伝えいたしました。その際に申し上げたことを以下掲載させて頂きます。

 このたび、政策集団 水月会の会長を辞したいと思います。

 過去4回、うち一昨年と本年の2回は、水月会を中心とした皆様のおかげで、総裁選に臨むことができました。

 日本国と自由民主党のあるべき姿を、党員と国民の前に示すことができたのは、本当に政治家として極めて恵まれたことであったと思っており、改めて心より感謝申し上げます。特に、この9月の総裁選においてお示しした党のあり方、国のあり方については、同志の皆様とともに考え抜き、私として納得のいくものでした。

 しかし結果を出すことができず、多くの皆様方のご期待に応えることができなかったところ、水月会、そして支援して下さった水月会以外の議員の皆様、全国各地の皆様方に、多くのご負担をおかけすることとなってしまいました。

 この責任は、一にかかって私にございます。この際、この責任をとるべきと考え、この決断に至ったものであります。

 なお、後任につきましては、会長代理ならびに事務総長であります鴨下一郎先生にお願いしたいと思っております。

 私としては、水月会が今後も結束を維持し、日本国のために更なる研鑽を重ねていくため、そして来たる選挙において、同志が一人残らず議席を獲得できますために、引き続き全力を尽くしてまいります。

 本日、表明をさせていただきましたのは、26日より始まります臨時国会の前が適切である、と判断したことによるものです。

 スタートしたばかりの政権が、国家国民のために大きな働きができますよう、私も自由民主党の一員として努めてまいります。

 二晩かけて、極力冗長とならないように推敲したものであり、これが全てです。これ以上でもこれ以下でもありません。

 政治家に限らず、責任者の出処進退は己の責任において決めるものであり、様々なご意見やご批判はすべて甘受しなければなりません。「評価は棺を覆った後に定まる」と言われますが、自分の損得を可能な限り排した意思決定としたいと思っております。

 垣根の無い政策議論を最も重視し、言うべきことを言い、選挙においては互助を徹底する水月会が、今後も議員が欠けることなく存続するとともに、日本国や自民党のあるべき理想を、単に語るだけではなく実現までできるような方途を見出さねばならないと強く思っております。

 今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 今週、井上達夫・東大名誉教授(法哲学)の講演を拝聴する機会を得、その後の質疑応答にも参加致しました。憲法第9条の改正議論のみならず、安全保障法制についての全般的かつ包括的な御見識に心から賛同したことでした。先生のご著書は本当に内容の深い価値あるものであり、お勧めいたします。

 先日の長岡出張の際に偶々新幹線で乗り合わせた片田敏孝・東大大学院特任教授(災害社会工学)から、ご著書「人に寄り添う防災」(集英社新書)をご恵贈頂きました。これも実に読みやすく、示唆に富んだものです。

 寒さすら感じる今週の東京都心でした。皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。

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