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「新聞読んでいる」は32.7%で14.8ポイント減 18歳意識調査で“新聞離れ”浮き彫りに

読書週間(27日~11月9日)を前に、日本財団は「読む・書く」をテーマに18歳を対象とした意識調査を行った。“新聞を普段、読んでいる”とした回答は32.7%と2018年の同種調査から大きく低下し、新聞離れが進む実態が浮き彫りになっている。

調査は全国の17~19歳の男女を対象に、9月29日~10月5日にインターネットで実施した。有効な回答が1000件に達した時点で調査を打ち切った。


「新聞読んでいる」は32.7% 2018年9月から14.8ポイント減

“新聞を普段、読んでいる”は、新聞紙かオンラインのどちらか、もしくはその両方で読んでいる場合が含まれ、32.7%を占めた。日本財団は2018年9月に「新聞」をテーマにした意識調査を実施していて、その際に“新聞を普段、読んでいる”とした回答は47.5%あり、14.8ポイント低下したことになる。

また、“新聞を普段、読んでいる”と回答した人に対し、1日のうちに新聞を読む時間をたずねた問いでは、“5分以上10分未満”が44.3%と最多で、32.7%の“5分未満”が続いた。選択肢のうち最長の“1時間以上”はわずかに0.6%だった。

「読書が好き」は過半数の59.7% 新型コロナの影響も

新聞以外の調査では、読書について59.7%が“好き”と回答し、“どちらでもない”の27.5%、“嫌い”の12.8%を大きく上回っている。また、「月に本を何冊程度、読みますか」の問いに対しては、“1、2冊”が44.8%と最多で、“7冊以上”とする回答も6.8%あった。一方、“全く読まない”とする回答も32.7%で、“1、2冊”に続いた。

また、好きな本のジャンルは、“小説”“漫画”“ライトノベル”の順で多く、新型コロナウイルスの影響で“読書量が増えた”と24.9%が答えている。


文章を書くことが好きかどうかの問いでは、“好き”が29.4%、“嫌い”が27.7%で拮抗している。

他の問いに対する回答を踏まえて詳細に分析すると、“読書は好き”“月に3冊以上本を読む”と答えた人が“文章を書くことが好き”と答えた割合はそれぞれ39.4%、46.2%と、高い傾向にあった。

自身の読解力に関する問いでは、38.2%が“低いと思う”と答え、“低いと思わない”の33.7%を上回った。

日本財団の18歳意識調査は、民法改正に伴って2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられることなどを踏まえて、2018年10月に開始。今回が30回目で、これまでに「SNS」「メディア」「憲法」など多彩なテーマで調査を行ってきた。

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