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3分でわかるWindows 8のプロダクト構造

Windows95の最大の発明は、「スタートメニュー」。これがあらゆる機能へのアクセスの起点になっていた。

Windows8では、この「スタートメニュー」がiPadのような「タブレットOS」に拡張された。

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「スタートメニュー」は、商標問題で名前が使えなくなるまでは、デベロッパーには「メトロUI」と案内されていたUI。今は、Modern UI Styleと言うんだそうです。

ここのアプリは、「Windowsストア」からのみインストール可能。タイル型の起動パネルと、実行プログラムがセットになっている。iPhoneアプリと考え方は一緒ですね。

アプリフレームワークの特徴は、基本的な画面遷移の構造が統一されている文書志向で作られているのと、データを外部に共有する等の右クリック的な動作や、通知のあり方が統一された設計になってるので、使い方に慣れればわかりやすい。

また、フォント等も統一されてるのでデザインがあまりできなくてもクールなアプリが作れるとのこと。開発者フレンドリーなVisual Basicを作ったマイクロソフトっぽい所。

そして今後出てくるタブレット製品やMicrosoft Surface向けには、「Windows RT」というサブセットのOSになってて、このスタートメニュー一式だけを独立させたものになっていて、それがiPadのライバルになるわけですね。

でも、それだけじゃ開発できないし、過去のWindows資産も使えなくて困ってしまうので、Windows8については、既存アプリを動かすためのデスクトップ画面がスタートメニューから切り替えられます。

(追記:Win RTにもデスクトップが一応あって、エクスプローラが使えてみたり、Officeなど一部のアプリはそこで動くそうなので文章を少し修正。でもRTでは既存のWin32アプリは動かないよっと。Win2000以降のcmd.exeのようなものでしょう。)

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これから商売にしたい「場」としての「スタートメニュー」(Metro UI Style)と、工場、作業場としての「デスクトップ」がそれぞれ共存しているのがWindows 8の特徴。

もう少しアバウトに比喩で表現すると、こんな感じかな。

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マギー審司がWindowsだったとすると、耳だけを商売として独立させたいと思ってるのが、今のWindows 8。

Surfaceとか今後サードパーティから出てくるモバイル向けのCPU(ARM)向けのWindows RTが耳。これが独り立ちしてくれれば、iPadに勝てるわけ。

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果たしてこの「耳」の部分が新しいWindowsの主役になるか?!というのが新しいチャレンジなわけですね!


p.s.スタートメニューがアプリ用途で拡張され、いわばメディア化してしまったが故に、元々あった大事なOSの操作系が見えなくなってしまい、事実上ショートカットの利用が必須になってるのは皮肉なものです。
Windows 8の文句を言う前に使ってほしい“ソープへ行け”級ショートカットキー4つ - あのに・すなる


#間違ってたら教えてくださいね!

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