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午前の日経平均は反発、2万3700円を戻りの壁として意識


[東京 21日 ロイター] - 21日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比109円86銭高の2万3676円90銭となり、反発した。前日の米国株式市場が上昇したほか、時間外取引で米株先物が堅調に推移していることから、終始買い優勢の展開となった。日経平均は2万3700円台にワンタッチした後は伸び悩み、この水準が戻りの壁として意識されている。

20日の米国株式市場は上昇。米国の新型コロナウイルス追加経済対策を巡る楽観的な見方が強まった。民主党のペロシ下院議長は来月初旬までの支援実現に向けホワイトハウスと合意できると発言。20日中にも合意の兆しがみられるはずだと述べた。

これを受けて、日本株は幅広く物色されて始まり、一時2万3700円を回復した。ただ、9日の戻り高値2万3725円58銭、19日の高値2万3707円16銭に届かず、上値の重さが意識されている。

市場では「テクニカル面で2万3700円─2万3800円のレンジをみると、価格帯別累積出来高で過去に商いをこなしており、戻り売り圧力が相当強いと思われる。そのため、ここまで到達すると買い手控えムードが生じるようだ」(SBI証券・投資情報部アドバイザーの雨宮京子氏)との声も聞かれた。

TOPIXは0.89%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9179億0400万円となった。東証33業種では、鉱業、海運業、鉄鋼など景気敏感株を中心に32業種が上昇し、値下がりは精密機器だけとなっている。

個別では、トヨタ自動車<7203.T>が上昇し6営業日ぶりの7000円台回復となったほか、日本製鉄<5401.T>、ファナック<6954.T>、キヤノン<7751.T>など景気敏感株や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>をはじめ銀行株もしっかり。半面、指数寄与度が大きいファーストリテイリング<9983.T>は軟調だった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1680銘柄、値下がりが404銘柄、変わらずが91銘柄だった。

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