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ベガルタ仙台 道渕諒平選手「DV逮捕」で課される「クラブ社長の給料全カット」

Jリーグの村井チェアマン

 サッカーJ1・ベガルタ仙台所属の道渕諒平(26)が、交際していた女性に暴行を加え、9月7日に傷害容疑で逮捕されていた事件。本誌の報道を受けて、ベガルタ仙台は10月20日、道渕との契約解除を発表した。

 奇しくも、ベガルタ仙台による道渕との契約解除発表と同日に、Jリーグ実行委員会の会見も開催されていた。この会見では当然、道渕選手の件にも質問が及んだ。記者から、傷害事件の加害者が公式試合に出場していたことについて、Jリーグの対応を問う、以下の質問が出たのだ。

「道渕選手は逮捕後も、6試合に出ている。その理由を(ベガルタ)仙台は、『Jリーグからの許可があったから』と答えているが?」

 Jリーグのコンプライアンス担当者は、「ベガルタ仙台からは、8月中旬に今回の件についての報告がありました。その際、道渕選手と被害者の間で示談に至ったとの話でした。Jリーグとしても一件落着していると認識した」と回答。

 さらに、村井満チェアマン(61)が、こう発言した。

「両者間で、和解が成立したと理解しました。そのため、Jリーグとしても何も言えなかったということです。

 でも、今回の報道を受け、正しい事実がJリーグに伝わっていなかったのかもしれません。(ベガルタ仙台側の報告が正しかったかどうかの確認は)Jリーグの対応として、これからになってきます」

 あるサッカージャーナリストは、こう語る。

「アルビレックス新潟の “酒気帯び運転” 事件も起きたなか、ベガルタ仙台は今回の件に、厳しい対応を迫られるでしょう」

 10月19日、道路交通法違反(酒気帯び運転)により書類送検されていたFWファビオ(23)とFWペドロ・マンジー(32)の契約解除を、アルビレックス新潟が発表したばかりなのだ。

「じつは新潟のこの2選手も、酒気帯び運転を摘発された後に、リーグ戦6試合に出場していたのです。10月20日の会見で村井チェアマンは、『クラブは判断ミスがあったと認めているが、私も同感』と話し、事件発生後に公式試合に出場させていたことを厳しく非難しました。

 アルビレックスの是永大輔社長(43)と玉乃淳GM(35)は、それぞれ3カ月間の給料100%カットの処分を発表しています」(同前)

 当然、仙台にも同様の厳しい対応が必要になるという。

「ベガルタ仙台は、コロナの影響で営業損失が約7億円となり、2020年シーズン末には、3億5千万円の債務超過になる見込みです。これを受け、サポーターが募金活動をするなどして、クラブ存続に尽力してきました。そこにきて、今回の事件です。

 もし経営者側に新潟と同様か、それ以上の厳罰が与えられなければ、サポーターたちはチームを見放してしまうかもしれません。当然Jリーグとしても、甘い対応は許さないでしょう。少なくとも新潟と同じ、社長など経営陣の給料100%カット程度の処分は必要です」

“裏切った” サポーターたちの信頼を取り戻すのは、簡単なことではない――。

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