記事
  • SmartFLASH
  • 2020年10月20日 09:09 (配信日時 10月20日 06:00)

米山隆一氏が維新&大阪都構想に疑問「橋下徹氏はネトウヨ支持者に囲まれて満足なのか」

1/2

「私も維新にいたときは、大阪都構想を宣伝していましたが、橋下氏らが使っていたパネルやビラに、うそやミスリードが多くてウンザリしました。たんに行政の管理機構を整理するだけなのに、『すべてがよくなる』と言うんですから」

 そう述べるのは、かつて所属していた旧「日本維新の会」時代に橋下徹氏(51)と行動をともにしていた、米山隆一・前新潟県知事(53)だ。

 10月12日に「大阪都構想」の是非を問う、2度めの住民投票が告示された。11月1日に投票日を迎える。

「私も『政令指定都市と県の権限の関係は、整理が必要だ』とは感じます。ですが、すでに長年確立されている大阪府と大阪市という行政組織を『統一しながら、4つに分離する』という作業は、あまりに手間が多い。都構想可決となれば、行政的な “雑事” に追われて、大阪は4〜5年を無駄にすることになりますよ」

 そう語る米山氏に、大阪都構想と「橋下政治」の危険性を聞いた−−。

 大阪都構想は、「府」と「市」の二重行政解消を目的に、大阪市を廃止して4つの特別区に再編する計画だ。2015年にあった1度めの住民投票では、僅差で否決され、旗振り役の橋下氏は政界を引退した。

 だが、2020年の新型コロナ禍で、元 “部下” の吉村洋文大阪府知事(45)が一躍、名を挙げた。そして、橋下氏自身もメディア露出を増やしている。

「今度負けたら、おしまいですから、橋下氏と『維新』の人たちは、都構想実現に必死だと感じます。いまの大阪の情勢なら、可決されるかもしれません」

 いまだに、橋下氏の影響力は絶大だ。9月中旬の新内閣組閣時も、たちまち「橋下氏が入閣へ」という噂が流れた。

 9月末から橋下氏がコメンテーターに就任した朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)についても、「たしかに橋下さんが出る月曜日だけ数字(視聴率)がいいんです」と番組関係者は語る。だが一方で、こんな心配もこぼすのだ。

「スタジオ討論で橋下さんから “口撃” を受けるためか、専門家がコメンテーターで出たがらなくなっているんです」

 このことに関して、間近で橋下氏の “やり口” を見てきた米山氏は、こう語る。

「彼は討論でもなんでも、目の前の相手を打ち負かせればよくて、結論の妥当性に興味がない。そのうえ、『選挙に勝った政治家がすべてを決める。口出しするな。口出しするなら政治家になれ』という彼の “マッチョ政治家ロジック” が、一部の有権者にウケがいいことも自覚しています」

あわせて読みたい

「橋下徹」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。