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デジタル・マーケターにオススメする良書7冊〜『デジタルマーケタ―が読むべき100冊+α』より〜MEDIA MAKERS刊行記念

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11月12日に宣伝会議から田端が書いた書籍が発売されることになりました。

その刊行に合わせた販促ブログ投稿の第1弾として、自著の宣伝ばかりでもアレなんで、先日、翔泳社さんから発売された「デジタルマーケターが読むべき100冊+α」の第一章「マーケティングビジョナリーが選ぶ54冊」において、田端が推薦したデジタルマーケター向けのオススメ本を紹介しつつ、自著も紹介することにしたいと思います。

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MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体
内容紹介:メディアの知識は、現代ビジネスパーソンの一般教養です。メディアが毎日の隅々までを浸す「メディア爆発時代」。ビジネスの成否や、人生の質をも左右する「メディア・リテラシー」の身に付け方とは…?

リンク先を見るデジタルマーケターが読むべき100冊+α
現代マーケターが知っておくべき知識を俯瞰するブックガイド! 人気サービスの運営会社、先進的なオンラインマーケティングに取り組む企業人、大学の研究者、ネット論壇で活躍する識者など多彩な選者・執筆者が、古典的なマーケティングの名著から最新のアドテクノロジー解説書までを網羅! 単なるブックガイドにとどまらず、現代マーケティングの課題や可能性も浮かび上がらせる。


==↓デジタル・マーケター向けのオススメする良書7冊のスタート↓==

まずデジタル・マーケター向けにオススメする1冊目!。「マーケティング」の基本知識をコンパクトに得るという意味で田端がもっともオススメなのは『売れるもマーケ 当たるもマーケ──マーケティング22の法則』です。20年ほど前の本ですが、マーケティングでやるべきこととやってはいけないことが、22個の法則で書かれています。 時間の審判を経てもなお、その「正しさ」が立証された22個の「法則」について具体的で簡潔かつ実証的にまとまった本です。学問的に「マーケティング」を究めると、そもそも「マーケティングとは?」という定義からして、迷宮に入りがちですが、この本は、そんな「机上の空論」には興味がない「要点だけサッサと教えてくれよ!」という人にオススメです。

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売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
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たとえば、「大西洋をはじめて横断した飛行士はリンドバーグだと皆知っているけれど、二番目に横断したヒンクラーは誰も知らない。だから、一番手になるべきだ。一番手になれなかったら、新しいカテゴリを作って一番になれ」といった具合で、目次を見ていくだけでいいくらいわかりやすい。

ここに書かれている「法則」はほとんどがマーケティングのプロの間では、コンセンサスになっていることで、もし反することをやろうとしているなら相当、慎重に進めるべきですよ。そういう「反面教師を知る」的な意味でも、オススメの本です。



怒涛の2冊目!。仮にマーケティングが企業の競争戦略の一部のパーツ、部品だとすると、特定のマーケティング機能「だけ」の専門家というのは出せる付加価値が少ないですよね。やはり全体的な戦略観を持ったなかで、自分が目の前で取り組むマーケティングの課題や業務を位置付けるべきです。 そのような文脈から『企業参謀──戦略的思考とはなにか』(大前研一)を挙げます。    


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企業参謀 (講談社文庫)
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ヘアスタイルが坊主頭とシンプルな僕は、いわゆる千円カットによく行くのですが、大前さんは何十年も前にこのビジネスモデルにこの本の中で言及しています。理髪店のサービスが、髪を切る以外に、シャンプーやマッサージ、ひげ剃りまでセットになっているのは適正なのか。理髪店だけしか提供できない本質的なサービスは「髪を切る」ということであり、それだけなら10分で済むわけです。そして、10分で済むなら料金は、千円でいいのではないかと発想したわけです。この千円カットは「戦略的にゼロベースで発想する」という考え方の具体例ですが、その後、実際にこのビジネスモデルが実現し成功していますから、すごいですよね。

 
この千円カットの戦略を「マーケティング」と呼ぶべきかどうかは意見が分かれるでしょうが、理髪店のマーケティングを考えるのに、クーポンをどこへ出そう、駅前でビラを配ろうという視点だけでしか考えられないのはどうなのか。一見、マーケティング的に見える課題を狭義のマーケティングだけで解決しようとすると、無理が出てくることが多いのではないでしょうか。このように上位レベルでの戦略センスは、マーケターにも必須だと思います。

さて、3冊目です。ネットビジネスやITビジネスでよく言われる言葉に「ロックイン」があります。たとえば、ある会社で最初に採用したパソコンのOSがウィンドウズだったことで、後からアップルのOSに変えたいと思っても、業務アプリの移行の手間といったスイッチングコストを考えるとなかなか変えられないという事態がしばしば起こります。これが典型的に「ロックイン」された状態です。IT業界のビジネスというものは、いかに顧客をロックインするかを競っているビジネスとも言えますし、あるいはデジタルビジネス以外でも、ヒゲソリの替刃と取っ手の関係のようにシンプルでアナログなマーケティングの世界でも以前からあった力学がこの「ロックイン」です。


そしてこの『「ネットワーク経済」の法則を読むと、こういった「ロックイン」の力学を実によく理解することができるのです。
 

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「ネットワーク経済」の法則―アトム型産業からビット型産業へ…変革期を生き抜く72の指針
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さて、4冊目です。僕が、ロジックやコンテンツというよりは、特にフィーリングの観点から、最も好きなビジネス本の書き手は、トム・ピーターズですが、その中でも、一番好きな本が、『トム・ピーターズの経営破壊』です。

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トム・ピーターズの経営破壊
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特にこれは最高だな!と思ったくだりは、「マネージャーたるもの、おもしろいトークショーのホストのように、みんなのアイデアを引き出す役回りにならなければならない」という箇所。昔は、社員同士が雑談していたら「喋ってないで仕事しろ」と怒られました。でも、ピーターズは、いまどきのホワイトカラーや特にマーケターのような知識労働者たるもの、黙って1人で仕事しているとは何事だと言うんです。そんなの、会社じゃなくてもどこでも出来ますから。今の時代、チームのメンバーと対面で「雑談」をしないなら会社に来る必要すらないじゃないですか。だったら、マネージャーがホスト役になってトークショーを開催しろ!というわけです。 ほかにも「CEOのいちばん大事な仕事は、組織をまとめることじゃない。破壊することなんだ。なぜなら陳腐化した古い組織を壊せるのはCEOだけだからだ!」など、非常に過激なことが書かれています。15年前の本なのに彼の「予言者」ぶりに恐れ入る本です。(どちらかというと、マーケティングというよりはキャリア論的な味付けが効いているのですが・・・。)

いよいよ佳境の5冊目 です。80年代より以前くらいは「画期的なイノベーション」というものは、大企業の研究室で博士号を持っているエンジニアのような人が起こすものだと思われていました。でも、今時のイノベーションはそうじゃない。ユーザーが起こすのだ!ということがクリアに書かれているのが『民主化するイノベーションの時代』(エリック・フォン・ヒッペル)です。


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民主化するイノベーションの時代
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