記事

【ウォルマート】、スムージーロボット導入!タピオカロボットは恫喝がイノベーション?


■パンデミックの影響で食品スーパーは非接触となるコンタクトレス(もしくはコンタクトフリー)のサービス導入を迫られている。

これまでは「雇用を縮小する」との理由で組合等から嫌がられていたロボットも食品スーパーは積極的に導入できるようになったのだ。

その一つが、サラダバーにとって代わるサラダ・ロボットだ。多くのスーパーにあるサラダバーは現在、事前にパックして取り置いたり、お客の注文に応じてスタッフがデリを容器に入れていくスタイルとなっている。

ショップライトなどのスーパーはサラダバーをロボットにして人件費を抑えながら顧客にニーズに応えようとしている。

一方、大手チェーンストアのウォルマートでは凍らせた果物(もしくは野菜)等を使った、シャーベット状のスムージーを作るロボットを店内に導入した。

サンフランシスコ郊外のフリーモント地区にあるウォルマート・スーパーセンター(44009 Osgood Rd, Fremont, CA 94539)では、2015年創業のブレンディド(Blendid)と提携しスムージーキオスクをオープンしたのだ。

人間の腕に似た働きをするロボットアームでスムージーを調理するAIロボットのブレンディドは、有名シェフや栄養士が考案した基本メニューをもとに利用者が自由にカスタマイズしオリジナルのスムージーを作れるというもの。

メニューには抗酸化物質やオリゴ糖・食物繊維などのプレバイオティクス、人体に良い影響を与える微生物(善玉菌)のプロバイオティクスを多く含む健康的な食品を採用している。

主なラインナップ・メニューはブルーベリーやバナナ、マンゴーといった馴染みのあるフルーツに加え、カカオやケール、ココナッツなどが揃っており、チアシードなどのパワーフードもある。

利用者はその日の気分に合わせて自由に食品オプションを調整して、スムージーの味が選べるのだ。

注文はブレンディドに付属するタブレットもしくは専用アプリからでき、スムージーは2~3分でブレンドが完了し出来上がる。

人の手を一切必要としないコンタクトレスなブレンディドは1時間に最大45杯作ることができ、一度に9杯のブレンドも可能だ。

ウォルマートでは12オンス(約340グラム)となるスムージーを4.97ドルから5.97ドルで提供する。

 ウォルマートのロボット導入では、ネットで購入した商品を店舗で受け渡す巨大自販機の「ピックアップタワー(Pickup Tower)」に店舗に到着した配送トラックからの荷受けで商品を仕分けする「ファスト・アンローダー(FAST Unloader)」がある。

自律走行して掃除と床磨きをする「オートC(Auto-C)」はウォルマートだけでなく傘下のサムズクラブにも導入している。

多くのウォルマート・スーパーセンターではシェルフ・スキャニング・ロボット「オートS(Auto-S)」の稼働を見ることができる。

ウォルマート以外でもミズーリ州など中西部を中心に112店を展開するスーパーマーケットのシュナックス(Schnuks)がシェルフ・スキャニング・ロボットや「タリー(Tally)」に加えて、最近でも店内掃除&床磨きロボットを導入中だ。

ロボット開発のスターシップテクノロジー(Starship Technologies)と提携し、ロボットを使った宅配を開始した食品スーパー、セーブマート(カリフォルニア州フレズノ地区)の事例もある。

 サラダロボットにスムージーロボットなどコロナ禍では益々、ロボットが需要が増えていくのだ。

トップ画像:サンフランシスコ郊外のフリーモント地区にあるウォルマート・スーパーセンターにオープンしたAIパワーのスムージー・ロボット「ブレンディド(Blendid)」。入り口にロボットアームが動くスムージーロボットがあれば、子どもたちや若い子は欲しがるはずだ。
 

ブレンディドのPR動画。人間の腕に似た働きをするロボットアームでスムージーを調理するAIロボットのブレンディドは、有名シェフや栄養士が考案した基本メニューをもとに利用者が自由にカスタマイズしオリジナルのスムージーを作れるというもの。コンタクトフリーでウォルマートに関わらず多くのチェーンが導入しそうだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。日本は少子高齢化社会なので、省人化は正義かもしれません。アメリカで省人化は雇用の機会を奪うため悪とされています。したがってこれまでロボットを店内などに導入しようとするチェーンストアは叩かれる傾向にありました。コロナ禍の現在では店内感染のリスクを抑えるという大義名分があるので、コンタクトフリーなロボットを導入するのに異を唱える人はいません。この機会を逃さないよう小売業界でロボット導入が増えています。意地悪な見方をすれば今のうちに顧客にロボットに慣れてもらいという思惑も見えてきます。スムージーロボットのように人が作るよりロボットのほうが衛生的で安心という価値基準が生まれれば、そういった利用者の声がお店では何よりも正義になりますから。しかも新鮮な野菜や果物で作ったスムージーのようなものはネットにはマネできません。売り場への集客の役目にもなりますから(コストにもよりますが)AIパワーのロボットはウォルマートで拡大します。

 タピオカ屋も完全ロボットにすれば裁判沙汰はありません。ただAIがディープラーニングで恫喝メッセージを作成するのは見てみたい気がします。

あわせて読みたい

「アメリカ」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    宮崎美子の才色兼備ビキニに脱帽

    片岡 英彦

  2. 2

    見直し当然?野党ヒアリング紛糾

    BLOGOS しらべる部

  3. 3

    ブラタモリに失望 忘れられた志

    メディアゴン

  4. 4

    官邸がTV監視? スクープに称賛も

    BLOGOS しらべる部

  5. 5

    ほんこん 政治的発言をする理由

    マイナビニュース

  6. 6

    マイナンバーカードが2ヶ月待ち?

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  7. 7

    菅首相が最優先した反対派の黙殺

    内田樹

  8. 8

    机叩き…橋下氏語る菅首相の会食

    ABEMA TIMES

  9. 9

    石破茂氏は自民党に収まりきれぬ

    早川忠孝

  10. 10

    元民主・細野氏らデマ拡散へ揶揄

    文春オンライン

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。