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福島第一原発処理水 希釈して海への方針決定へ トリチウム(三重水素)についての教育広報の強化を

トリチウムとは三重水素であり、普通に存在(出所:経済産業省)

 「日々勉強!結果に責任!」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(自民党・比例代表全国区)です。

10月16日(金)、福島第一原発において、放射線を取り除いた後の処理水について、政府は月内にも海洋放出の方針を決定するとの報道が出ました。

・読売「福島第一「処理水」の海洋放出、月内にも決定へ…実施は2年後」
https://article.auone.jp/detail/1/3/6/162_6_r_20201016_1602778672016703

 福島の復興のためには、福島第一原発内に溜まり続ける処理水を海洋放出して処分することは、必要不可欠です。 今回の政府の方針決定は、溜まり続ける処理水の貯留槽が2年後に一杯になる中で、ギリギリの決断であり、賛意を表したいと思います。

 この問題については、私は以下のように主張してきました。

8/3「福島第一原発廃炉復興 政府は8月中に「処理水」の海洋放出決断を 風評被害は国民の科学理解力から」
https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12615259403.html

●弱い放射性物資トリチウム(三重水素)とは

 漁業や観光関係者を中心に、風評被害の懸念から反対の声が強いのですが、私達は以下のような事実をしっかり胸に刻みたいと思います。

・処理水に含まれる弱い放射性物資トリチウムは、日本語では三重水素と呼ばれ、名前通り水の形で存在するので、自然界や体内に普通に存在しており、取り除くことは困難であり、世界各国の原発では普通に海洋放出されていること。

・さらに、今回は、福島第一原発の処理水は、国際的に認められた方法で、希釈して流すため、環境基準を下回り、環境や健康への影響は考えられないこと。

・国際原子力機関(IAEA)や安全管理を行う独立機関である原子力規制委員会からも、処理水を希釈しての海洋放出は、環境や影響への影響はないとお墨付きを得ていること。

 風評被害とは、根拠のない話から生活や産業に影響し惨害が出ることです。世界有数の科学技術立国を標榜する我が国にとって、あってはならないことであり、教育や広報を強化して、国民理解に努めるべきだと強く強く思います。

 報道の方法もよくよく考えて頂きたいと思っています。

 引き続き風評被害払拭のために、国民の理解増進に努めたいと思います。

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