記事

ブロガーに告ぐ:「お役立ち系記事」の域を超え、「オピニオン」を発信せよ

昨日は就トモカフェで、ボランティアスタッフ向けにブログ講座を開いてきました。彼らもブログを始めるとのこと!いいことですね。

お役立ち系記事はウケる

講義の中で話したのですが、ブログのコンテンツっていくつか分類が可能でして、例えば


1. Howto
2. 業界ニュース
3. 事例紹介
4. インタビュー
5. イベントレポート
6. 賛否両論を呼ぶオピニオン

なんてものが挙げられます。メディアを作る時は、こうした分類のもと、計画的にコンテンツを作っていったりします。

様々なブログコンテンツの中でもっともウケやすく、書くためのハードルが低いものは「お役立ち系記事」です(上記のリストでいうと、1〜5はお役立ち系記事にカテゴライズされます)。

例えば就活生をターゲットにしている就トモカフェブログなら、

・「10人中8人は、”合同説明会は行く必要がない”と回答」(アンケート実施)
・「大手広告代理店の内定を取った○○さんに聞く、就活の秘訣」
・「これだけは注意しておきたい、ESの注意点」

なんてコンテンツ案が「お役立ち系記事」にあたるでしょう。中身がよければ、ソーシャルメディアでもバズり、検索エンジンでも流入を得ることができます。

真に難しいのはオピニオンの発信

トラフィックを稼ぎやすいだけでなく、お役立ち系コンテンツは炎上もしにくいため、企業がマーケティングを行う際にはこの切り口がメインになります。個人のブロガーでも、同様にお役立ちコンテンツを中心に配信する方は多いです。僕も昔はそうでした。

でも、せっかくブログを使って「表現活動」を行うのなら、そうした「お役立ち系記事」の域を、努力して脱出することも大切だと思うんですよね。オピニオンを発信せよ、ということです。

オピニオンを発信することと、お役立ちコンテンツを発信することは、似て非なる活動です。

自分の意見を中心に書くことは、自分そのものをさらけ出すことであり、自分自身が嫌われるリスクを背負うことです。時には炎上することもあるでしょう。誹謗中傷を浴びて、腹痛に苛まれるかもしれません。見ず知らずの人から「お前は馬鹿だ」と罵られるのは、慣れないとなかなか辛いです。

しかし、そういう自己表現を通して得るものはとても大きいです。

端的にいえば、より自分らしく生きていくことができます。心無い誹謗中傷や、ライトな賛辞を目にすることで、「他人は他人である」という冷徹な事実を、身を以て体感することができます。他人に変な期待を抱くことはなくなり、良い距離感で他人と付き合うことができるようにもなります。

また、「自己表現」は「自分と向き合うこと」そのものです。就活でいえば、下手な自己分析をやるなら、ブログで自分の意見を表明するのが一番手っ取り早いでしょう。

生きているかぎり、世の中に対して、自分に対して何らかの違和感を抱くはずです。それをうまく言語化し、自分の価値観を露わにしましょう。極論、それがブログを書く醍醐味だと僕は思います。ぜひ、お役立ち系記事の域を超え、オピニオンを発信してください。

関連本。めっちゃ痺れます。ビジネスでもアートでも、自己表現しないのはもったいない、という気にさせられる名著です。

リンク先を見る 自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫) posted with ヨメレバ 岡本 太郎 青春出版社 1993-08 Amazon 楽天ブックス 図書館

あわせて読みたい

「ブログ」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。