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天皇家を警備する赤坂護衛署長が“コロナパワハラ”で退職していた - 「週刊文春」編集部

 赤坂御用地で皇族の警備を担う皇宮警察本部の赤坂護衛署の署長が、“パワハラ”によって9月25日付で退職していたことが「週刊文春」の取材で分かった。赤坂御用地には現在、天皇皇后両陛下がお住まいになっている「赤坂御所」をはじめ、秋篠宮邸や高円宮邸などの皇族のお住まいがある。

【画像】皇居内にある皇宮警察本部


赤坂に住まわれる両陛下と秋篠宮ご夫妻 ©共同通信社

 問題視されたパワハラの内容について警察関係者が語る。

「今年4月、赤坂護衛署の50代の副署長が、皇宮警察内で初めて新型コロナウイルスに感染しました。数週間以上の療養後に職場復帰したのですが、菅弘悦署長が彼の席の周囲にパーテーションを立てることを指示。すでに陰性となっていた副署長に対して無意味な“隔離”を行ったのです」

 菅署長はほかにも“パワハラ”といえる行為をしていた。

「冠婚葬祭のために署員が遠出を申し出ると、『行ってもいいが、それで新型コロナに感染したら職を辞するという念書を書くように』と迫ったのです。署員は困惑していました」(別の警察関係者)

 そうした菅署長の行為は、やがて署内で問題視されるようになったという。

「過剰ともいえる新型コロナへの対応に署員の不満が高まり、『あまりにひど過ぎる』という内部告発が寄せられ、調査も行われたようです。菅氏はまだ50代半ばで定年まで数年を残していましたが、依願退職扱いで引責辞任することになりました」(同前)

 皇宮警察本部に菅氏の辞職理由や“パワハラ”の内容について聞いたところ、

「辞職については、一身上の都合によるものである。お尋ねの件については、事実関係の有無を含めてお答えを差し控える」と回答した。

「週刊文春」10月8日(木)発売号では皇宮警察の仕事の内容や赤坂護衛署と皇族方の深い関わり、菅署長の人物像などについて詳報する。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月15日号)

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