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絶対反権力、反権力の目的化は、造反有理と根底は同じ。反権力絶対主義者の恐ろしさを見た - 2012年10月21日のツイート

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今回の週刊朝日と佐野氏のように、反権力を絶対正義、絶対目的化するとこうなってしまうと言う良い例

僕はメディアに対して権力を使って働きかけたことはありません。もちろん事実誤認の指摘は役所として当然やります。見解の対立については基本的には全て記者会見や朝夕の囲み取材で記者とやり合います。こちらが間違っているときもあります。

また僕が徹底反論するのは、いわゆる有識者やキャスター、コメンテーター、論説委員、記者などがメディアを通じて行う僕への侮辱的言辞。政策論争でもなく、しかも正確な事実に基づかない感情的な侮辱的言辞。また完全に間違った政策論。

相手も第4の権力と言われるメディアを使ってやってくるので、こちらも徹底反論しますが、その手段は、会見や囲み取材、それとツイッターのみです。言論には言論で対抗です。そして言論対抗するような領域でない場合には、質問を受け付けないという今回の手段。これは初めて使いました。

これも、会見場や囲み取材の場所には来ても良いけど、そちらの見解を聞くまでは、こちらも質問には応じないと言うもの。これもいわゆる有識者は批判の対象にしていましたが、当該記者からの質問には答えないとしても、その記者が他社の記者を通じて質問をすることは許されるのです。

今回は、解決能力のある朝日新聞社グループを相手にするために、このような手法を採りましたが、これは僕が公職に就いてから初めてのこと。あとは言論で対抗しています。相手もメディアを通じて政策批判や侮辱してくるので、こちらも徹底して反論しなければなりません。

一般市民の皆さんの意見は、それについては丁寧に答えているつもりです。特にツイッターで、とんでもない誹謗中傷をされることは山ほどありますが、これは一般市民ですから、放ってあります。ツイッターのブロックもしていません。そして答えるものは答えるようにしています。

佐野は今回の週刊朝日で、僕の人格について「敵対する相手は絶対に許さない、危険な許しがたい人格である」と設定した。そこから僕のDNAを徹底的に暴くと。それと同様、佐野は、権力を絶対に許さない人格。まあ共通ですね。だから佐野には自分のDNAをまず徹底して暴いてもらいたい。

今回の週刊朝日と佐野のように、反権力を絶対正義、絶対目的化するとこうなってしまうと言う良い例。イデオロギーの危険性の象徴事例。法治主義や民主制が成熟していない国家においては、権力の横暴を阻止するため徹底した反権力というスタンスが必要なんでしょう。

ところが今の日本は、いまだ不十分なところはあるが、法治主義や民主制は相当確立されている。僕の権力行使もきっちりと法で制限されている。問題があれば司法で決着。組合に対する対応も、補助金問題も、異議があれば全て司法で決着できる。

僕の態度振る舞いについても色々と意見があるが、それでも民主主義のルールの下で選挙を通じて、自分の信ずることを実行するよう努めている。また知事・市長としての振る舞いも、全て議会の審議・議決を経て実行している。知事のときも、市長のときも、与党は少数であった。

ゆえに話し合いで進めざるを得ない。そもそも僕が気に食わなければ、有権者は選挙で落とせばいい。したがってメディアも有権者の判断材料になる情報提供や、政策のゆがみを正す報道というのは絶対に必要不可欠。しかし、反権力だけの報道は、もう今の日本に必要ない。

しかし今回の週刊朝日問題に関して、特に有識者、コメンテーターの反応を見ると非常に面白い。これは表現としては超えてはならないラインを越えたと言い切った人は、成熟した民主制国家を前提としている人たち。

そして、表現としては許される、橋下の取材拒否はおかしい、もっと議論しろ、言論で対抗しろ、挙句の果てにはある弁護士は、子どもも特権を受けているのだからこれくらい我慢しろ、だって。もう民主国家での権力の実情を全く無視して、とにかく反権力の一点張り。うちの子どもにそんな特権はありません

絶対反権力、反権力の目的化は、造反有理と根底は同じ。そう見ると、今回の件で、佐野を筆頭に、この週刊朝日の表現は成熟した民主国家ではアウトと言い切れなかった数多くのコメンテーターは、成熟した民主国家の住人とはまだまだ言えないですね。反権力絶対主義者の恐ろしさを見ました。

弁護士も、弁護士会も基本は、反権力絶対主義者。それはそれで、役割があるんだろうけど、まあ前近代的。成熟した民主政国家における人権感覚が全く身についていない。権力には特権がある、との認識なんだろうね。うちの子どもは普通に学校に通っているという想像力が全く欠如している。

こんな弁護士もいます。自称人権派弁護士。こういう輩は人権派ではなく反権力絶対主義者。権力者の子どもには人権はないという恐ろしい思想。僕は光市母子殺害事件の弁護団を批判して弁護士会から業務停止を食らった。

しかし弁護士会は、反権力絶対主義者であれば、どんな行動でも擁護するでしょう。権力者の子どもの人権なんて知らん顔。権力者は悪、悪の子どもは悪。権力者の子どもは特権を享受しているので人権なんてなし。まあ前近代的。そして身内を批判する弁護士には懲戒。これがいわゆる弁護士村の現状です。

 こういう弁護士に限って、殺人者の人権を徹底して守れ!いじめ生徒のプライバシーを守れ!犯罪者の子どもの人権を守れ!って被害者のことをい全く無視して叫びまくるんですよね。ただし権力者の子どもは犬猫扱い。くわばら、くわばら

※追記(14:14)

言論市場とは、言論活動の結果によって社会に受け入れられない言論は退場させられると言うこと

もうね、権力と、反権力絶対主義の構造は改めなければならない。これは前世代まで。これからは政治家と有権者が共に権力を作っていくステージ。もちろん、権力チェックは絶対に必要。しかしそれは反権力絶対主義の観点ではなく、共に権力を作っていく視点で。まあ抽象的な理想論だけど。

朝日新聞は何かと市民、住民の政治参画を!と唱えるけど、昔は反権力絶対主義の観点だったんだろうね。それが時代が変わり、朝日も大混乱を生じてきた。これまで権力に対峙することがリベラル、知性だと思っていたのが、権力を共に作るとなると、権力に一定の関与をしなければならなくなる。

そして反権力なら、一切の責任を取らなくていいが、権力を共に作るとなると、責任を負うことになる。佐野や、大谷昭宏氏や高村薫氏らの言論人は、とにかく権力にいちゃもんを付けておけば小金を稼げる。まあ責任はまったく負わない。権力を共に作るとなると責任を負った政策論争が必要になる。

しかし、テレビコメンテーターできちんと政策論争になる人は、いないな~。皆、感情的な反権力。僕の考えに反対の人がいることは当然。だからきんとした政策論争をしたい。新聞なんかではきちんとした政策論争になることが多いね。そして政策論争できたものについては政策論争で返す。

全く政策論争になっていない感情的な侮辱的な言辞には、徹底して反論する。これが僕のスタイル。厳しい反対意見でもきちんとした政策論争なら、こちらにとっても本当に勉強になるのでありがたい。テレビコメンテーターは壊滅状態。こうなるとやっぱり新聞になるんだよね。

政治家、権力は放っておいたら悪さをする。だからこういうことは徹底してチェックをすべき。ただ政策的な態度振る舞いについてはきっちりとした政策論をしてもらいたいね。僕の態度振る舞いには賛否両論あることは承知している。しかしこれは僕の信念でやっている。しかも法的ルールの範囲内で。

そうであれば、僕の政策的態度振る舞いに対して反対する人たちは、真正面から政策論争を仕掛けて欲しい。僕が法違反、不正などをやった場合には徹底的に糾弾して欲しい。まあこれは理想論だけどね。

なぜ、大谷氏に強く反論するのか。それはね、大谷氏がテレビという強力なツールを使って、「橋下の問題提起には100%論争して勝てる」と僕のいないところで言い切ったから。これは見解、言論ではない。大谷氏が見解だけで止めておけば、僕もその中身について反論する。

しかし大谷昭宏氏は100%、僕の論には勝てるとテレビで言い切ったんだから、じゃあ、直接表で論戦しましょうよと言っている。しかし表で論戦するとの返答を大谷氏からはもらっていない。だから見解の中身ととは別に強く批判している。

博士さん、言論の自由とは厳しいものですよ。単純なコメントなら厳しい市場淘汰に晒されない。しかし相手を社会的抹殺に追い込むような言論には、それに相応する反撃言論を受けるのです。政治とは残るか葬り去られるかの闘争。

今回、佐野と週刊朝日は僕の一家を全て社会的に抹殺しようとしたのですからしかるべき反撃を受けるのは当然。週刊朝日なんていうサラリーマン集団は楽なものです。これだけのことをやっても、まだのうのうと生きていけるのですから。こちらは社会的に抹殺されるかもしれないのですよ。

博士さん、軽いコメントと、相手を社会的抹殺に追い込む言論とは全く異なります。後者であれば、それ相応の反撃を受けることは当然。相手を社会的に抹殺しようとしたなら自分もそのようになる覚悟が必要。それを言論でやるのが言論闘争。それが嫌なら、そういう言論に踏み込まないことです。

博士さん、言論の自由とは、言論市場が前提となります。言論市場とは、言論活動の結果によって社会に受け入れられない言論は退場させられると言うことです。権力で退場を迫るのは絶対にご法度。あくまでも言論活動の結果によって社会に受け入れられるかどうか。

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